資料(業績データ)

直近の事業年度(令和4年度)における業務の概況

当期におけるわが国経済は、緩やかに持ち直しの動きがみられたものの、新型コロナウイルス感染症、物価上昇、供給面での制約および金融資本市場の変動等の影響により厳しい状況が続きました。ペット保険の市場規模は拡大傾向にあり、徐々に上昇しているもののペット保険の普及率はそれほど高いとは言えず、今後もペット保険の契約数については普及率の上昇による増加が見込まれます。

このような状況下で、ペット保険を専業としている当社は、昨年に引き続き、PS保険 (家庭動物保険)をインターネット市場にて販売することに注力し、当期末の保有契約件数は187,146件(前期末159,543件)となりました。

この結果、当期の経常収益は10,696百万円(前期8,905百万円)、経常費用は10,436百万円(前期8,768百万円)、経常利益は259百万円(前期137百万円)となりました。また、当期純利益は106百万円(前期63百万円)となりました。

ソルベンシー・マージン比率は703.3%となり、保険金支払いに問題のない充分な支払余力を保持しています。

(対処すべき課題)
我々の創業の思い「動物たちが安心して人と共存できる社会の実現」を目指し、ペット保険及び当社の認知度の向上を目指した取組みを継続いたします。また、保有契約件数の増加に伴う契約管理等の業務増加に対し、システム化の推進および業務効率化等、内部体制の整備を行い顧客満足度の向上を図ってまいります。