わんにゃん健康ノート

栗坊 くん

Profile

011.

栗坊 くん

雑種 6歳

インテリア専門のSNSで話題のハイセンスなお部屋にお住いの白土さんは、これまで猫30匹以上と暮らしてきて、しかも猫が3匹以下になったことは(多分)ないというほどのベテラン猫オーナー。現在は猫6匹+犬1頭と暮らしています。たくさんいる猫ちゃんの中でも特にユニークな存在という栗坊くんのお話を中心に、多頭飼いしながらもキレイで素敵なお部屋を保つコツなども伺いました。

素敵なお部屋に伺うことに少々ドキドキしながら扉を開けると、猫ちゃん3匹&わんちゃんと共に白土さんが明るく元気にお出迎えしてくださいました。

6匹いる猫ちゃんのうち、特にユニークとおっしゃる栗坊くんを、そのユニークっぷりも含めて紹介していただけますでしょうか?

「栗坊は今6歳なんですが、年齢をまったく感じさせない"永遠の少年"なんです。よく言えば無邪気でマイペース、悪く言うと天然。普通は自分より若い猫がくると自然とお兄さん・お姉さんになって世話を焼いたりおもちゃを譲るなどするんですけど、栗坊はおもちゃを独り占めしてずっと遊んでいるような子なんです。人間には興味がなくて、犬猫と遊びたがるんですが、なにせ永遠の少年なのでしつこくて、みんなからは嫌われちゃうんです。

猫が40匹くらいいたお宅から生後1ヶ月半頃に引き取ったんですが、ご飯争いに負け続けていたのか、我が家に来てからはそれはもう食に貪欲でなんでも食べたがります。気をつけてはいるんですが、ササッと食べられてしまうこともあって・・・。竹輪麩1本を食べたこともあります。しかもなぜか繊細なところもあって、たくさん食べるくせにすぐ吐いちゃうんです。盗み食いしては吐いて、そして叱られる、を6年繰りかえしています(笑)」

素敵なお部屋に猫ちゃん6匹とわんちゃん1頭がいて、犬猫好きがまさに憧れるようなライフスタイルですが、やはり多頭飼いは楽しいですか?

「いや(笑)・・・たくさんの猫と暮らしてきてつくづく思うのは、我が家において猫の定員は本当は3匹なんです。1匹だと遊び相手がいなくて猫は多分つまらないと思うんです。で、2〜3匹なら猫同士でも遊べるし、猫も人もそこそこ穏やかに楽しく暮らせてちょうどいいんですよね。でも4匹以上になると大変なことのほうが多いです。昼間は外で仕事をしているのですが、仕事から帰ってきて本当は座ってひと休みしたいところでも、まず猫トイレの掃除をして、ご飯あげて・・・で、誰かが吐いたりしてそれを片づけて・・・とかしていると、あっという間に1時間くらい経ってしまいますから。トイレは4台あって、ご飯はそれぞれ食べる場所が決まっていますし」

それでも常に猫ちゃんが3匹以上いるというのは? もちろん猫ちゃんが好きだからだとは思うんですが。しかもわんちゃんもいて。

たくさん飼いたいと思っているわけではないんですが、駅前や出先の駐車場でなぜか子猫をつい見つけちゃったり、家の近くの空き地からかすかに『ミャァッ』て聞こえちゃったりするんです。そしてどうしても放っておけないという。
猫を迎える際に、正直、先住猫との相性は考えないんです。仲がいい・悪いはもちろんありますけど、猫同士お互いにいい距離感を保ちますし。

犬は(二世帯住宅で暮らしている)母の運動相手にもいいですから、いない期間も2〜3年あったりするんですが、だいたい1頭はいます。今いる柴犬のてまりは近所のホームセンターで売れ残っていた子です。猫の中で暮らしているので多分自分を猫だと思ってるんじゃないでしょうか。1回もワン!て鳴いたことないんですよ」

さすがベテラン猫オーナーさんだけあって、猫を見つける嗅覚というかレーダーというか、が発達しているんですね。それにしても猫ちゃん、わんちゃんの健康管理はどうされているんでしょうか?

「年に1回病院でワクチン接種をしてもらう際に健康診断を受けています。あとは必要に応じて病院に行くくらいでしょうか。これだけ数がいると風邪がみんなにうつると大変なので気をつけるようにはしています。ただ、今は6歳前後の猫が多くて持病のある子もいないので健康管理も比較的楽です。これまでの経験上10歳以上の子の割合が増えてくると病気が出てきたりしてそれに合わせてフードの種類を変えたり水を多く飲ませる工夫をしなきゃいけなかったりと色々大変ですけど。

あと猫たちがゴロゴロしているときにまめにブラッシングするようにはしています。6匹いると抜け毛の量もがすごいんですよ」

永遠の少年

"永遠の少年"栗坊は来客にも動じずじーっとカメラを見つめるのでした

柴犬アップ

自分のことを猫だと思い込んでるらしい柴犬のてまりちゃん(9歳)

気ままにくつろぐ

それぞれお気に入りの場所でくつろいでいます

アンモニャイト

"きれいな"アンモニャイト"はうららくん(12歳)

わんにゃん

隠れていたアンシアちゃん(1歳)が出てきててまりちゃんの横でくつろぎ始めました。ほっこり♪

トラッキーとメイ

一度も姿を見せなかったトラッキーくん(左・6歳)とメイちゃん(右・7歳)

猫がたくさんいるからこそお部屋がキレイに保たれている?!

抜け毛の話が出ましたが、猫6匹+犬1頭がいるとは思えないほどキレイで素敵なお部屋ですが、キレイに保つコツはあるのでしょうか?

「コツというか、物をなるべく<表に出しておかない><持たない>ようにしているのが整理整頓につながっているんだと思います。かわいい雑貨を並べても猫たちがぐちゃぐちゃにしてしまうので、雑貨屋さんなどで気になる物があっても本当に必要かどうかをよく考えて、余分な物は買わないようにしています。それでも物って増えますよね。ですのでなるべく増えた分、古い物・いらない物を捨てるようにしているんです。

なんでも食べようとする栗坊が来てからは、調味料や食材はもちろん、ちょっと残ったお菓子などの食べ物も必ずしまうようになりました。そういう意味では栗坊のおかげでずいぶんキレイになりましたね(笑)。

キッチンの油が付く場所や物、例えばレンジやお鍋やお玉など、は抜け毛が付きやすのでこまめに掃除をして、キッチン用品も全部、棚や引き出しにしまっています。

床掃除に関しては、片手で持てる掃除機を買って、抜け毛が気になったらその都度ササッと吸い取っています。放っておくとあっという間に溜まりますからね。大きな掃除機だと出したりしまったりが面倒なのでコンパクトサイズの物がオススメです(笑)。

物を片づけたりこまめに掃除をすることはこれまでたくさんの猫たちと暮らしてきて、体が覚えているというか、当たり前のことになっています。たくさん猫がいると家の中が大変なことになっているんじゃないかと想像する方もいると思うんですが、むしろ逆で猫がたくさんいるからこそキレイになっているとも感じています」

インテリアも統一感があっておしゃれですよね!

「猫がいると革張りのソファはボロボロにされてしまうので、自分で張り替えられる布張りのソファを手作りしました。デザインの好みや費用、後々自分で修繕することなどを考えると手作りに辿り着いちゃうんです。自分で板買ってきて作ったものが多いんですよ。自然と統一感も出ますし。

最新作はデッドスペースになっていた本棚を活かしたキャットタワーです。だたし猫たちには今ひとつ響いてないみたいで、まだだれもくつろいでくれません(笑)結構いいアイデアだと思うんですけどね。まだ1週間なので、もうちょっと様子見てみようと思っています」

住環境にもこだわりながらも、肩ひじをはることなく猫6匹+犬1匹と共に明るく楽しく暮らしている様子がとても素敵でした。こんな風にペットと生活できるといいですね!

白黒ナナ

7月に拾われたナナちゃん(6歳)は窓際のココがお気に入り

ナナミルク

ナナちゃんはこんな大きくなるまでミルクを飲んでいたそうな。かわいい☆

本棚キャットタワー

本棚のスペースをキャットタワーにしてみました。入居者募集中?!
栗坊 くん プロフィール写真
名前
栗坊 くん
種類
雑種
年齢
6歳
性別
体重
5kg
同居動物
有・猫5匹、犬1匹
大好きなこと
食べることとおもちゃを独り占めして遊ぶこと。
Blog
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獣医師さんのワンポイントアドバイス

多くの動物たちに囲まれた暮らしはそれはそれは賑やかな日々でしょう。私も多頭飼いをしている身ですから、疲れてお仕事から帰られた日も、雨の日も風の日も猫ちゃん・わんちゃん優先…という白土さんの様子が目に浮かびます(笑)

「飼っている動物の数が多いほど家がキレイになる」と言えるのもベテラン飼い主さんであるからこそ。

確かにペットの粗相がある度に掃除をしなければならないですし、誤食やいたずら予防のためにも室内をスッキリさせておく必要があります。片づいていくのは必然と言えるのかもしれません。

栗坊くんはなんでも食べたがるとありましたが、これまで事故が起きていないのは飼い主さんの片づけの賜物かもしれません。

栗坊くんが「すぐに吐く」とありましたが、猫ちゃんが嘔吐する原因としては、毛球症やアレルギー、異物などいくつか挙げられます。慢性化している場合は、胃腸関連が少し弱いという可能性も考えられます。かかりつけの獣医さんに診てもらって、必要な場合は毛玉を排出させたり、腸内環境を整える方法など教えてもらうといいでしょう。

また、ご存知かとは思いますが、多頭飼いでは猫ちゃんそれぞれの食べるタイミングや早さが異なるため、病気になった場合の食事の管理も大変です。

現在は幸い全員が健康とのことですのが、もちろん予防として取り組むのも健康で長生きしてもらうためのひとつの手段です。食事の内容や運動、リフレッシュ方法などなど…。1頭1頭の個性を見つつ、飼い主さんだからこそ気づくことができる、それぞれにあった方法を考えてあげてくださいね。

高須覚院長

HANA-PECHA Animal Clinic
(ハナペチャアニマルクリニック)

高須覚院長

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