アメリカンカール

アメリカンカールの保険加入をご検討中の方の参考になるよう、かかりやすい疾患(傷病)や特長などについてご案内します。

アメリカンカール

アメリカンカールの罹りやすい疾患

アメリカンカールとは

アメリカンカールは名前のとおりアメリカが原産の猫になります。

アメリカンカールのカールは耳が外側に反っている(カールしている)ことからついた名前になります。

比較的新しい猫種です。

アメリカンカールの礎となった猫が発見されたのは1981年になります。

アメリカのカリフォルニア州に住んでいた夫婦は耳が反っている長毛の黒猫を発見しました。

この猫は「シュミラス」と名づけられ6ヶ月後4頭の子猫が生まれました。

そのうちの2頭がシュミラスと同じく反った耳をもっていました。

これにより耳の形は遺伝することが発覚しました。

また当初シュミラスの耳の形は奇形の遺伝子から発生しているのではないかという懸念がありましたが、イギリスの学者ロイ・ロビンソンとアメリカンカールの繁殖者が結託し、調査分析しました。

その結果、アメリカンカールの耳の形は突然変異にて発生したもので奇形ではなく優性遺伝子であり、遺伝性疾患は伴わないことが発覚しました。

そのためアメリカンカールは遺伝疾患も特に認められず健康な猫となります。

そしてアメリカンカールは発見からわずか2年で新種として認められました。

アメリカンカールはまだ新種として登録されてから30年ほどしか経っていません。

そのため2014年にはまだ雑種猫との交配を行っている団体もあります。

これは品種を健全とするために行なっています。

また、耳がカールした猫が発生するのは50%の確率になり、アメリカンカールという品種でも耳がカールしていない猫もいます。

アメリカンカールの容姿

アメリカンカールは全体的に筋肉質で体重も平均的な3-5kgほどの比較的スリムなセミ・フォーリンタイプの猫になります。

一番の特徴は反り返った耳になりますが、この耳は遺伝的なもので50%は普通の耳を持っています。

生まれたばかりのときは真っ直ぐな耳をしていますが、生後1週間程度で後ろに巻き始めます。

その後3-4ヶ月ほどかけて巻いていきますが、巻き方には固体差があります。

セミ・フォーリンタイプの特徴で頭は丸みのある逆三角形で目はくるみのようにくりっとしています。

被毛は長毛も短毛もあります。

シュミラスは長毛でしたので元々は長毛しかいませんでしたが、改良により短毛のアメリカンカールも誕生しました。

長毛ではシルキーなシングルコートで、短毛ではダブルコートは多い傾向があります。

遺伝の関係から短毛同士の猫を掛け合わせても長毛が生まれることもあります 。

アメリカンカールの性質

アメリカンカールはとても好奇心が強く、明朗快活な猫になります。

また、警戒心が薄く周りと仲良くできるタイプになりますので初めて猫を飼う人にも向いています。

基本的には他の動物とも上手くやっていける猫になります。(動物同士の相性はありますので、合わない子もいます)

基本的には頭がよいのでしつけもしっかり入ります。

幼猫の時からやってはいけないことなどを教えるようにしましょう。

アメリカンカールは飼い主とあそぶのも大好きなので猫用のおもちゃでコミュニケーションをとってあげると喜びます。

アメリカンカールはいつまでも甘えん坊な猫なので「猫のピーターパン」とよばれることもあります。

アメリカンカールのお手入れは長毛、短毛問わず毎日ブラッシングしてあげてください。

長毛はシングルコートなので絡まることは少ないですが美しい毛質を保つためにブラシングは必要になります。

また、短毛は非常に毛が抜けやすいので換毛期は特に気をつけてあげましょう。