アラスカン・マラミュート

アラスカン・マラミュートのかかりやすい病気と特徴についてご案内いたします。

すでに一緒に暮らしているご家族の方、これから家族に迎え入れられる方は、ペット保険加入をご検討の際にお役立てください。

アラスカン・マラミュート

かかりりやすい病気

  • 全身性毛包虫症(アカラス症)
  • 甲状腺機能低下症
  • 糖尿病
  • 白内障

アラスカン・マラミュートとは

アラスカン・マラミュートはアメリカ合衆国のアラスカ州西部の海岸地方に住んでいたエスキモー(ツンドラ地帯に住む先住民族)であるマラミュート族が長期にわたってそり引きや狩り、漁業に使用していた犬になります。

一般的には橇犬(そりいぬ)として有名な犬種になります。

サモエドやシベリアン・ハスキーと同様に祖先はシベリアが原産の犬といわれていますが定かではありません。

1899年にアラスカにてゴールドラッシュが起こり、人口の流入が起こりました。

この時に賞金をかけた犬ぞりレースが流行し、それをきっかけに速く走る犬種の作出やただ頭数を増やすだけの交配が行なわれ、他の犬種とも雑交が行なわれました。

これによりアラスカン・マラミュートの血統は失われつつありました。

しかし、犬ぞりレースがアメリカ本土で実施するようになって純粋犬保存運動が高まりました。

これにより1926年以降アメリカ国内で純粋犬保存運動が企てられ、1935年にはAKC(アメリカンケンネルクラブ)にて第1号が登録されています。

アラスカン・マラミュートの容姿

アラスカン・マラミュートは北極のそり犬として最古の犬種の一つとなっています。

そのためそり犬として重いものを運搬するため、全体的に筋肉はよく発達している力強い犬になります。

また胸は深く、体高の約半分になります。

体高よりも体長がやや長い形をしています。

サイズは雄で体高:63.5cm 体重:38kg、雌で体高:58.5cm 体重:34kgになり、一般的には大型犬に分類されます。

外貌はシベリアン・ハスキーに酷似しています。

しかし、大きさについて、体高は数cmほどしかかわりませんが、体重においては約10kg、アラスカン・マラミュートの方が大きくなります。

他にも耳や尻尾でわかりやすく違いが見られます。

アラスカン・マラミュートの頭部は幅広く耳は三角形です。

そのため、シベリアン・ハスキーと比較すると耳は離れていて低い位置についています。

また、アラスカン・マラミュートの立ち止まっているときの尻尾は巻き上がっていますが、シベリアン・ハスキーは自然と垂れています。

アラスカン・マラミュートの眼の色はダークカラーのみとなります。

被毛は二重構造のダブルコートで寒さに強いです。

下毛は長さが2.5cm-5cmの油性です。

羊毛状で皮膚に対して厚く、密生して生えています。

この下毛により熱が外に出るのを防いでいます。

上毛は十分な長さと硬さがある粗い毛で下毛を保護する役割があります。

巻き尾は特に被毛が多くてウェーブ上の羽飾りのように見えます。

作業をしている時には背負っている状態です。

毛色はグレー系とレッド系があります。

グレーはライトグレーかブラックまでの色があります。

レッド系はセーブル(薄い色のシルバー、金、フォーン、茶、灰色の被毛の中に黒い毛が入り混じり重なったもの。)からレッドまで様々あります。

下腹部、脚の一部、足、顔の一部にはマーキングが常にホワイトが優勢になります。

アラスカン・マラミュートの性質

アラスカン・マラミュートは愛情深く、飼い主に忠実で献身的です。

また、他の人に対しても基本的には穏やかで友好的で協調性もあります。

また、遊ぶことも大好きです。

そのため子供と一緒に生活することもできますが、大型犬でそり犬になりますのでとても力が強いです。

口咬事故などのリスクも高いためしっかりしつけを行ないましょう。

しつけに関しましては主従関係をしっかり築き、忍耐強い性格を利用してしつけを行なうとよいでしょう。

もともとそりを引く犬だったので走るのが大好きで運動量も多いです。

運動不足はストレスをためる原因ともなりますので十分注意しましょう。

毎日の散歩は必須になります、また時には自由に走れる場所に連れて行ってあげてください。

また、非常に抜け毛が多いのでこまめなブラッシングは必須になります。

からだも大きいのでブラッシングたけの作業でも1人では難しいです。

しかしブラッシングを行なわないと毛玉ができることで皮膚が蒸れてしまい皮膚病になってしまいとう悪循環がうまれてしまいます。

アラスカン・マラミュートはアラスカ出身のため寒さには強いですが厚さには弱いです。

日本の高温多湿な夏などは飼育環境やお散歩などについても十分な注意が必要です。