犬の膀胱結石の症状と原因、治療法について

犬の膀胱結石ってどんな病気?

犬の膀胱結石は、尿路結石の中で最も発症頻度が高く、細菌性膀胱炎に引き続いて起こる場合があります。

犬の膀胱結石の症状

頻尿や失禁、結石によって膀胱壁が傷つけられることにより血尿が見られます。

また、膀胱の出口や尿道が結石によって閉塞すると、尿が排出されず尿毒症になったり、膀胱が破裂してしまう危険もあります。

どうして症状が出るの? 原因は?

結石には、ストルバイト、シュウ酸カルシウムなど、いくつか種類があるため、尿路感染、遺伝的素因、食事(カルシウムやマグネシウムなどの過剰摂取)など原因はさまざまです。

どんな犬が膀胱結石にかかりやすいの?

結石の種類によってなりやすい犬種が異なります。

犬の保険について

犬の膀胱結石の症状とチェック項目

犬の頻尿や血尿などで発見されることが多いのですが、普段の排尿状況を知らなければ、発見が遅れてしまうことがあるため、普段から注意して観察するといいでしょう。

また、犬に元気消失や発熱なども認められるため、さまざまな病気のチェックも兼ねて日々のスキンシップが大切です。

どうやって予防したらいいの?

水分摂取量が少ないと、濃縮尿から発生リスクが上がる可能性があるため、犬にしっかりと水分をとらせることが重要です。

しかし、硬水のミネラルウォーターは結石の原因物質を過剰摂取することにつながるため、決して犬に与えないでください。

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犬種別の保険料

  • 純血犬は、犬種により「小型犬」「中型犬」「大型犬」の3つに分類され、それぞれ保険料が異なります。犬種の区分については、「犬種分類表」をご確認ください。
  • ミックス犬の保険料は、年齢と体重により「小型犬」「中型犬」「大型犬」の3つに分類します。詳しくは、「犬種分類表」の「ミックス犬」の欄をご確認ください。
  • 猫の場合は、品種によらず純血猫もミックス猫もすべて同じ保険料です。
ア行~カ行犬の品種分類表
ア行
カ行
サ行~ナ行
サ行
タ行
ナ行
ハ行~ワ行・その他
ハ行
マ行
ヤ行
ラ行
ワ行
ミックス犬(※1)
  • 8か月未満:6kg未満
  • 8か月以上:8kg未満
  • 8か月未満:6kg以上~20kg未満
  • 8か月以上:8kg以上~25kg未満
  • 8か月未満:20kg以上
  • 8か月以上:25kg以上

※ 「犬種分類表」に記載のない犬種の分類につきましては別途お問い合わせ下さい。

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記事監修:ペットメディカルサポート株式会社

動物病院での実務経験をもつベテラン獣医師および動物看護師が多数在籍するペット保険の少額短期保険会社。スタッフ全員が動物好きなのはもちろんのこと、犬や猫といったペットを飼っている者も多いので、飼い主様と同じ目線に立ったサポートに取り組んでいます。