グレート・ピレニーズ

グレート・ピレニーズのかかりやすい病気と特徴についてご案内いたします。

すでに一緒に暮らしているご家族の方、これから家族に迎え入れられる方は、ペット保険加入をご検討の際にお役立てください。

グレート・ピレニーズ

かかりりやすい病気

  • 股関節形成不全
  • 皮膚病
  • 骨肉種

グレート・ピレニーズとは

グレート・ピレニーズは別名ピレニアン・マウンテン・ドッグとも呼ばれており、名前の通りピレネー山地に遥か昔から棲息していたといわれているフランスが原産の犬種になります。

グレート・ピレニーズは元々、山地での家畜の保護や群れの警護をする番犬だったといわれています。

また、中世のフランスでは城館の番犬として飼育されていました。

当時の領主はグレート・ピレニーズを番犬とすることをステータスと考えられていました。

17世紀頃にはルイ14世の宮廷の番犬として飼育されるという光栄に浴しています。

その後、ルイ14世により「フランス王室犬」に定めれました。

1897年にド・ビラント伯爵が、この犬種の詳細を記したとされています。

その10年後の1907年頃に最初のブリード・クラブが設立され、1923年にはベルナール・セナク‐ラグランジュが中心となってフランス中央畜犬協会(S.C.C.)に対して、公式スタンダードが登録申請されました。

現行のスタンダードは、この1923年のスタンダードにたいへん近いものといわれています。

また1930年代にアメリカへ持ち込まれ、1933年にはアメリカン・ケネル・クラブ(AKC)に承認されました。

現在でも人気のある犬種です。

グレート・ピレニーズの容姿

グレート・ピレニーズは雄で体高:70cm~80cm 体重:約45kg、雌は体高:65cm~75cm, 体重:約39kgの大型犬になります。

外貌は威風堂々としています。

骨太で程よく筋肉が付いています。

ピレネー山地に棲息していたといわれており、極寒の中でも寒さから身を守ることが出来るようにかなり厚い被毛に覆われています。

そのため実際のボディの大きさは外観の大きさよりも小さく感じるでしょう。

グレート・ピレニーズの被毛は少し硬めの上毛(オーバーコート)と柔らかく密に生えている下毛(オーバーコート)のダブルコートになります。

色はホワイト、あるいはグレー(アナグマの毛色)、薄いイエロー、ウルフカラーが一般的です。

JKCではオレンジ色の斑が頭部、耳、尾の付け根にある白。アナグマ色のパッチがある犬はとても良いとされています。

ボディにいくつかの斑が見られる場合もあります。

グレート・ピレニーズの性質

グレート・ピレニーズは元々、ピレネー山地での家畜などを狼などの外敵の襲撃から守るための牧羊犬(使役犬)として働いていました。

そのため繁殖につきましては、防衛能力と、群れに対する意識の高さが最も重要視されていました。

その結果、力強く敏捷であり、また性格は穏やかであるものの、護衛するものに対する意識が高いという特性が生まれました。

グレート・ピレニーズは、独立心が強く自分で考えて行動することがありますが元々忠実な牧羊犬なのでしっかりしたしつけを行えばよいパートナーになります。

しかし防衛本能が高く、自分の領域を守護とする意識が強いため見知らぬ人や人の気配に非常に敏感でそれが原因で無駄に吠えたり、攻撃的な面をみせたりすることもあります。

グレート・ピレニーズは体も大きい分人の力で制御てきないことも憂慮されます。

そのためしつけは小さい時からしっかり行いましょう。

信頼関係が生まれなければ言うことを聞かなくなってしまいます。

また、凍てつくような気候の中でも作業をしてきた犬になります。

日本の高温多湿な気候はグレート・ピレニーズにとってつらいものになります。

夏場のお散歩は時間帯などをよく考慮してあげましょう。グレート・ピレニーズはドックランなどで思い切り走るよりも長い距離をゆったり歩く運動を好みます。

体が大きいので1時間程度のお散歩を1日2回ほど連れて行ってあげましょう。

暑い夏は苦手ですが寒い日や昇降運動は得意になります。

大きい体を支える足腰の負担を考えて肥満には十分留意しましょう。

また、被毛のお手入れも重要です。

下毛は春や秋の換毛期には普段以上の抜け毛が発生します。

そのため毎日のブラッシングなどは欠かさないようにしてあげましょう。

また、換毛期でなくても定期的なブラッシングは必須になります。

皮膚病の原因になってしまいますのでシャンプーなどの際はしっかり乾かしてあげましょう。

暑いところでの飼育は向いていませんので、夏は体調管理に十分期をつけてあげましょう。