シェットランド・シープドック

シェットランド・シープドックのかかりやすい病気と特徴についてご案内いたします。

すでに一緒に暮らしているご家族の方、これから家族に迎え入れられる方は、ペット保険加入をご検討の際にお役立てください。

シェットランド・シープドック

かかりりやすい病気

  • 股関節形成不全
  • コリー眼異常
  • 白内障
  • 鼻腔腫瘍
  • 甲状腺機能低下症

シェットランド・シープドックとは

シェットランド・シープドックは一般的に『シェルティ』の愛称で親しまれているイギリスにあるシェットランド諸島原産の牧羊犬です。

シェットランド・シープドックの歴史は非常に古く、スコットランドの牧羊犬の歴史に匹敵すると言われています。

とある説によると、スコットランドのボーダー・コリーの先祖でこの地に来て小型の家畜の番犬をしていた犬と、鯨漁のため北海へ来た漁師がつれてきたサモエドなどのスピッツ・タイプの混血に、さらにラフ・コリーが配されて作出されたと伝えられています。

また、シェットランド諸島は気候条件が厳しく、荒涼とした島で牧草地や農耕地として使用できる土地が限られていたため飼料が不足しておりました。

そのためシェットランド諸島の家畜は全体的に小型化したと考えられています。

シェットランド・シープドックも例外ではなく年月をかけて小型化していったと言われています。

シェットランド諸島は人口が少なく牧羊犬の存在は必要不可欠でした。

シェットランド・シープドックが管理していたのは羊だけではなく、牛や豚、ニワトリなど多岐にわたり、万能犬として重宝されていたといわれています。

当初はシェットランド・コリーという名称で一般化し1909年にこの名前で登録が認められましたが、コリーのブリーダー団体からの抗議を受けてシェットランド・シープドックという名称に変更されました。

シェットランド・シープドックの容姿

シェットランド・シープドックは体高:35.5~37.0cm(理想は雄:37㎝・雌:35.5㎝)の牧羊犬としては小型の犬になります。

体重は9~11kgほどありますので一般的には中型犬に分類されます。

体つきは体高よりも体長がわずかに長い。

胸は深く背中は水平で腰部にかけては優雅でゆるやかな曲線を描いています。

頭部は耳から鼻にかけて細くなっており、上望及び側望すると鈍角のくさび型をしています。

耳はセミプリックイヤー(半直立耳、直立した耳の先端がわずかに前に傾いているもの)もが理想とされています。

セミプリックイヤーではないシェットランド・シープドックは故意に矯正する場合があります。

被毛は、粗くて長い上毛と柔らかくて密生した下毛のダブルコートで、メーン(頚の回りの長くて豊かな飾毛)とフリル(顎の下や胸の長くて豊富な襟状の毛)は大きなの特徴となっています。

毛色は、セーブル、トライカラー、ブルーマール、ブラック&ホワイト、ブラック&タンを基調として、白およびタンが配色されます。

なお、ブルーマール同士を交配させて生まれた子は「ダブルマール」と言われますが、遺伝子に問題を持つ可能性が高く、生まれつき耳が聞こえない、目が見えないといった先天的な病気を抱えることが多いです。

そのため一般的にブルーマール同士を交配はしません。

シェットランド・シープドックの性質

シェトランド・シープドッグは飼い主に愛情深くとても忠実です。

また、知的で頭もよいためしつけもしやすいと言われています。

また、非常に明朗活発で感受性が強く、人を喜ばせることが大好きな優しい犬種です。

また、牧羊犬ということもあり機敏で力強く活動的な部分もあります。

家族に対して献身的なところがあるため、初心者でも飼いやすいといわれています。

愛想がよく親しみやすいというだけでなく、温和で遊ぶことが大好きなので、子供がいる家庭にも向いています。

しかし興奮しすぎてしまうと噛み付くなどの事故をおこしてしまうこともあります。

また、見知らぬ人には打ち解けにくいところがあります。

シェルティは元々、牧羊犬になりますので動くものに反応して噛み付いたりすることもあり、また非常によく吠えます。

そのためしつけはしっかり行いましょう。

運動量はそこまで多くはありませんが、毎日お散歩には連れて行ってあげてください。

比較的小型な犬種なので20分~30分や活発なゲームなどをする程度で問題ありません。

シェルティは長く豊かな被毛がありますので毎日のブラッシングはしっかり行ってあげましょう。

毛玉ができやすくほつれやすいので毛玉などを見つけたときは無理に引っ張らずに丁寧にほぐしてあげましょう。

特に飾り毛の多い首、胸、尾、前肢などの部分は、粗めのクシでブラッシングするとよいでしょう。

毛玉を放置すると皮膚病などの原因となりますのでしっかりケアしてあげましょう。

またシャンプーは月に1回~2回はしてあげましょう