スカイ・テリア

スカイ・テリアのかかりやすい病気と特徴についてご案内いたします。

すでに一緒に暮らしているご家族の方、これから家族に迎え入れられる方は、ペット保険加入をご検討の際にお役立てください。

スカイ・テリア

かかりやすい病気

スカイ・テリアとは

スカイ・テリアはイギリス原産のテリアの中でとても古い犬種になります。

もともとはスコットランドの西北端のスカイ島やミスティ島を中心にウエスト・ハイランド一帯に広く生息していました。

1570年ごろにエリザベス女王の侍医で学者であり犬の研究家であったジョン・ケイアスは「最も北の端の未開の国境から連れ出され...毛の長さのため顔も体もみえないようになっている」とスカイ・テリアを連想させる犬について記述しているため、この頃にはすでスカイ・テリアは確認されているといわれていますが詳しい歴史はわかっていません。

スカイ・テリアはアナグマやカワウソなどの動物の猟犬として農民に飼育されていましたが、スコットランド領主の寵愛を受けその後は英国の上流階級でも人気となりました。

19世紀にはビクトリア女王が関心を抱いたことやエドウィン・ランドシーア卿が絵の題材にしたことで広くイギリス国外でも広まりました。

当時のイングランドとスコットランドの上流社会では長い被毛のスカイ・テリアを抱いた夫人が庭園でよく見られていました。

テリア種の多くは20世紀に入って現在の外観が作られましたが、スカイ・テリアはもっと以前から現在の姿に近かったといわれています。

AKCでは1887年には登録され、現在でも主要なドックショーでは必ずといっても良いほどスカイ・テリアは出陳されます。

スコットランド版の忠犬ハチ公として有名なグレーフライアーズ・ボビーもスカイ・テリアになります。

スカイ・テリアの容姿

スカイ・テリアは上記のジョン・ケイアスの記述の通り被毛が長い犬になります。

体躯はアナグマ猟に適した長く、地低い、いわゆる胴長短足の体つきをしています。

大きさは体高が25-26cmほどで体重は8-11kgほどの小型犬になります。

雌雄でも基本同じプロポーションではありますが、少し雌のほうが小さいです。

耳は立ち耳または垂れ耳の2タイプがあります。

立ち耳は飾り毛に覆われています。元々は猟で活躍していたので猟犬として垂れ耳が人気ではありましたが、愛玩犬として人気になってからは立ち耳の人気が出てきました。

しっぽは長くサーベル型で豊かな飾り毛があります。

スカイ・テリアの被毛は特徴的な外観を作り出しています。

タブルコートでアンダーヘアーは短く、柔らかく羊毛ふうになります。

オーバーヘアーは長く、硬い直毛でカールはありません。

頭部の被毛はボディの被毛より柔らかく短いですが額から目を覆い隠しています。

これはもともと猟犬としてアナグマなどを探索している際に茨や棘、獲物の攻撃などから目を保護する役割があったといわれています。

被毛の色はブラック、ダークグレーまたはライトグレー、フォーン、クリームがあります。

スカイ・テリアの性質

スカイ・テリアは元猟犬のテリアらしく、主人と認めた相手には心を許しますので、しつけでしっかりと主従関係を訓練する必要があります。

テリアらしく頑固な一面ありますのでしつけには苦労することもありますので厳しくしつけをするより褒めてのばしてあげましょう。

スカイ・テリアは勇敢で優しい明るい性格をしていますが一方で見知らぬ人には強い警戒心を示すことがあります。

また、テリア・キャラクターもありますので一度怒ると手がつけられなくなることもあります。

噛み癖などはしっかりしつけを行ないましょう。

他の犬との接触にも注意をしてあげて下さい。

また、小さい子供がいる場合にも気をつけてください。

毎日の運動量は激しい運動は必要ありません、毎日30分くらいの散歩で問題ないでしょう。

そのためマンションでも飼育するのにも向いています。

しかし、かといって運動させなさ過ぎるのはストレスがたまってしまい、無駄吠えや噛み付きなどの問題行動になってしまうので気をつけましょう。

被毛は長毛で絡まりやすく毛玉もできやすいので毎日ブラッシングしてあげてください。

ドッグショーに出展しない場合は目にかかる毛も切ってしまったほうが目の病気の予防になります。

長毛のほうがスカイ・テリアらしく美しくあこがれますが手入れが大変になります。

定期的にトリミングには連れて行ってあげてください。

特に皮膚は蒸れやすいので皮膚病には気をつけてください。