尿道結石

尿道結石とは、尿道に結石ができて尿道内をふさぐことにより、排尿がしにくくなる、血尿がみられるなどの症状が見られる病気です。

尿道結石にかかりやすい犬種

遺伝的に特定の成分からなる結石ができやすい犬種が存在する

ミニチュア・シュナウザー

ヨークシャー・テリア

ミニチュア・ダックスフンド

ダルメシアン

犬の尿道結石の症状

犬の尿道結石とは、尿道に結石ができて尿道内をふさぎ排尿がしにくくなる病気で、排尿量が減ったり、血尿が出たり、尿が出なくなってしまうこともあります。また、長時間排尿姿勢をしていたり、何度も排尿姿勢をとるのに、ほとんど尿が出なかったりと言った症状もみられることがあります。

尿道結石が悪化して排尿を妨げると腎臓にダメージを与え、尿毒症に発展してしまう恐れもある恐い病気でもあります。

それ以外にも膀胱炎や尿道炎を併発してしまうことがあるので発見した際には早期に治療するようにしましょう。

原因として

尿道結石ができる原因として、水分摂取量の低下が尿を濃くし結石を作りやすくなる、また尿路感染症により尿がアルカリ性になりストルバイト結石を作りやすくなると言われています。

結石自体にも種類があり、主に「ストルバイト結石」「シュウ酸カルシウム結石」「尿酸塩結石」「シスチン結石」「シリカ結石」の5種類に分けられます。

犬に多く見られる結石はストルバイト結石です。ストルバイト結石の形成には細菌が関与しており、炎症が生じた結果、尿中に脱落した上皮細胞などが核となって結晶を作り結石と発達します。

遺伝的に、シーズー、ミニチュア・シュナウザー、ヨークシャー・テリアはシュウ酸カルシウム結石、ミニチュア・ダックスフンドはシスチン結石、ダルメシアンは尿酸塩結石になりやすいと言われています。

発見するには

尿路結石症に共通する症状として、排尿量が少なくなる、長時間おしっこのポーズをとっても排尿が無い、血交じりの尿が見られ、これらが見られたら尿道結石を含む尿路結石症と疑ってよいでしょう。

発見した際にはお近くの動物病院で診察を受けて下さい。

予防

基本的な予防としては結石のできにくい体質にすることで、結石のできる原因のひとつである尿路感染症の予防をしつつ、こまめな水分補給、または食事の回数を1回から少量の複数回に変更する食事療法などが予防に有効と言われています。
動物病院で定期的に飼い犬の尿検査をしてもらうのも予防につながります。

食事療法や動物病院での定期的な尿検査について、一度お近くの動物病院でご相談されるとよいでしょう。