エアデール・テリア

エアデール・テリアのかかりやすい病気と特徴についてご案内いたします。

すでに一緒に暮らしているご家族の方、これから家族に迎え入れられる方は、ペット保険加入をご検討の際にお役立てください。

エアデール・テリア

かかりりやすい病気

  • 拡張型心筋症
  • 甲状腺機能低下症
  • リンパ腫
  • 皮膚疾患

エアデール・テリアとは

エアデール・テリアはテリアの中でもっとも大きい犬種といわれており『キング・オブ・テリア』や『テリアの王様』などと言われています。

17世紀ごろイギリスのヨークシャー地方にあるエア峡谷(エアデール)でカワウソを狩猟している人々がいました。

カワウソ猟には主にオッター・ハウンドを使用して狩猟が行われていましたが、オッター・ハウンドを飼育が許されない人々が大きめのテリア系の犬を飼育して狩猟を行なっていました。

狐狩りなどに用いておりましたが、やがてこの犬とオッター・ハウンドが交配されてさらに大型になり、アイリッシュ・テリアなど他のテリアも交配されテリアの中で最大のサイズとなったと言われています。

これがエアデール・テリアの起源といわれています。

水辺でカワウソ猟を主に行なっていたため、昔はウォーター・サイド・テリア(水のテリア)と呼ばれていたり、イギリスのヨークシャー州にある地名からビングリー・テリアと呼ばれたりしたこともありました。

1878年に正式にエアデール・テリアという名前がつけられました。

この名前の由来は彼らの元となったエア峡谷(エアデール)から来ています。

また、元々狩猟目的の犬種になりますので身体能力は高く、日本では昭和5年ごろよりイギリスから輸入され、軍用犬として飼育されていました。

また、イギリスやドイツでは第一次世界大戦時では伝令犬として使用されていました。

エアデール・テリアはアメリカで特に人気の犬種になり、ディズニー映画の『わんわん物語』のモデルとなっています。

エアデール・テリアの容姿

エアデール・テリアは筋肉質で丈夫な骨格な体型で脚長テリアになります。

大きさは雌で体高:約58~61cm、体重:約18-20kg、雄で体高:約56~59cm、体重:約23-29kgの中型犬になりますがテリア種の中では一番大きなサイズになります。

また、猟犬らしく強い歯を持っています、噛み合わせは上顎と下顎がわずかに接触し鋏のような咬み合わせシザーズバイト(鋏状咬合)になります。

エアデール・テリアは水際で猟をしていたので水猟犬に相応しい被毛をもっています。密生した剛毛で長くはありませんがボディに密生して生え、全身を覆っています。

オーバーヘアーは堅い剛毛で、アンダーヘアーはオーバーヘアーと比較すると短く、柔らかくなっています。

一番堅い部分は縮れていたり、僅かにウェーブしていたりします。

カールしている被毛や柔らかい被毛は極めて好ましくありません。色はブラック&タンのみになります。

また『サドル』と呼ばれる特徴的なパターンをもっていて、これは馬に使用する『鞍』のように見えることから『サドル』と呼ばれています。

この部分はブラック又はグリズル(黒色系の毛に灰色系や赤色系の色が混ざった混合色)になります。

他の部分の色はすべてタン(淡い茶色)になります。

エアデール・テリアの性質

エアデール・テリアは非常に好奇心旺盛で外交的、そして自身に満ちているテリアらしい性格になります。

目の表情や耳や尻尾の保持により性格がよく表されます。

また、テリアになりますので勇敢かつ利口で、さらに注意深さと度胸もありますが、やはり頑固な一面もあります。

そのため、訓練やトレーニングでは苦労することが多いでしょう。

しかしエアデール・テリアは元猟犬になります、力も歯も強いためしっかりとしたしつけは必須になります。

先程、訓練するのは難しいといいましたが、一度飼い主をリーダーと認めるととても従順な犬になります。

軍用犬や警察犬として活躍することも多い賢い犬種になりますのでしっかりとしたしつけを行なえば素敵なパートナーになってくれます。

エアデール・テリアは非常に活発な犬種なので、毎日たくさんの運動をしてあげる必要があります。

理想としては朝夕の2回、60分の長めの散歩を行なってあげて下さい。

散歩以外にもドックランなどの広大なスペースでフリスビーやボールを追わせたり、思いっきり走らせたりしてあげるとストレス解消になるでしょう。

また、エアデール・テリアを飼育する上でトリミングは必須になります。

本来であればナイフでプラッキングを行うという独特のトリミング方法を行ないます。

これは古くなって抜けかかっている毛を抜いて犬種本来の毛質を生やしていくことが目的となります。

また定期的に実施しないといけない上にトリミングサロンでも実施しているところは多くはないので通常のペットカットでも問題はありません。