セント・バーナードの保険

こちらのページでは、セント・バーナードの保険加入について、事前に確認すべきポイントや、これからセント・バーナードのオーナになる方向けに、特長や性質などをご紹介しています。

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セント・バーナードが罹りやすい病気

  • 拡張型心筋症
  • 胃拡張―胃捻転
  • 前十字靭帯断裂
  • 膝蓋骨脱臼
  • 白内障

セント・バーナードとは

セント・バーナードは11世紀頃、アルプスのスイスとイタリアの国境を超えるグラン・サン・ベルナール山道の峠に旅人や巡礼者のための宿坊が設立されました。

このグラン・サン・ベルナールの修道院にちなみ、救助犬としての役割を見い出した、サン・ベルナール(Saint-Bernard)の英語読みの「セント・バーナード」として名づけられました。

最初は大きな機材などを運搬する為に飼育されていたセント・バーナードでしたが、雪に強い性質だという事がわかると遭難した旅人を捜索するための救助犬として活躍していきました。

セント・バーナードは遭難した人を見つけると、その人の顔をなめ、横にぴったりと寄り添い、遭難者を自分の体温で温めることで何人もの命を救いました。

1800年にナポレオンと山越えをした兵士による口述により19世紀にはヨーロッパ中にセント・バーナードの名声が広まりました。20世紀初頭に至るまでには、2,500名もの遭難者を救助したと言われています。

この当時アルプスで40人以上の命を救ったバリーという犬にちなんで「バリー・ドック」とも呼ばれていたこともあります。

何世代かを経て理想のタイプを改良していき現在のセント・バーナードが作出されるようになりました。

1887年に開催された国際畜犬会議にてセント・バーナードは正式にスイスの国犬として公認されました。

また、アルプスの少女ハイジのヨーゼフやフランダースの犬のパトラッシュもセント・バーナードでおなじみの犬となっています。

セント・バーナードの容姿

セント・バーナードは犬種の中でも最大級の大きさの犬になります。体高は成犬時で雄が70~90cm、雌が65~80cm、体重は54kg-91kgほどにもなり、時には100kgを超えることもあります。全体的にバランスがとれていて筋肉質な体つきをしています。

セント・バーナードにはショートヘアード(スムース・コート)とロングヘアード(ラフ・コート)の2つのバラエティーがあります。

元々はショートヘアードのセント・バーナードしかいませんでしたが、長い毛の方が遭難者を温めやすいのではないかという考えからロングヘアードが作出されました。しかし実際は毛が氷結してしまい、動きにくくなるだけでした。そのためロングヘアードは少しずつ救助犬から離れていきました。

 セント・バーナードは、どちらのバラエティーについてもホワイトに様々なブラウン斑が見られます。茶毛と白毛の2色の毛柄をしています。

少したれ気味の目や口が、優しく人懐っこい表情の印象を与えており、さらに長くたれた耳がアクセントとなっています。

セント・バーナードの性質

性格は、生まれつき人懐っこく、気性は温厚で優しく穏やかなものから活発なものもいます。そして用心深いところがあります。

基本的にマイペースで、凶暴性はありません。家族に対しても献身的で、一緒に暮らしやすい犬種です。

子どもが騒いでいても静かに見守っているような、穏やかな気質が好まれていて、人気の高い大型犬となっています。

ショートヘアードもロングヘアードも、どちらも毎週1日は、しっかりとブラッシングをしてあげましょう。

性格的には非常に飼育しやすい犬ですが体格が100kgを超す事もある大型犬ですので、広い飼育環境がとても重要です。

本来、とても温厚な犬ですが、狭い環境などでストレスがかかると吠えやすくなるので、注意が必要です。

また、静かな場所を好みますので、にぎやかな市街地などの飼育もストレスとなります。

雪山で遭難者を救出するという仕事をしていた犬ですので、寒さには強い反面暑さにはとても弱く、夏は注意が必要です。

また大きな体を支えるため股関節に負担がかかりやすいため、肥満には十分気をつける必要があります。

毎日、適度な散歩をすることが大切です。1日1時間の散歩を2回が理想とされています。特に走らなくても、程よく歩く程度でも良い運動になります。

また、よだれが多い犬種ですので、室内で飼育する場合には、この体質を理解しておきましょう。