愛猫と注意したい日用品

猫を飼う前には気にしていなかった日用品も猫と一緒に生活した後は気を付けたほうがいいものもあります。

こんなもの口にしないとおもって放置しておいて後々後悔しないように気を付けるためにも身近にあるもので中毒をおこす危険があるものを紹介します。

  1. タバコ
  2. 洗剤
  3. アロマ
  4. 口に入れてしまった時の対応

猫の保険について

タバコ

普段お家でタバコを吸っている家庭もあるかもしれません。

タバコの危険性は2つあります。

まず1つは日常的に煙を吸うことです。

副流煙がよくないという言葉を耳にしたことがある人は多いと思うのですがもちろん副流煙はねこにとっても良くありません。

アメリカの研究機関の調べでは、家庭内で副流煙を吸って生活している猫は煙のないところで生活している猫と比較して悪性リンパ腫の発症率が2.4倍と言われています。

さらに副流煙を5年以上吸い続けると発症率は3.2倍といわれています。

さらに、有害物質の粒子は空気中で下に落ちるので小柄な猫は有害物質を吸いやすいです。

また、猫はグルーミングする際に室内の細かな物質も口に入れていることが多いです。

猫がタバコを誤飲する

基本的にタバコの匂いは嫌いな猫が多いのですが、タバコに対して抵抗のない猫もいますし、タバコの灰をなめたりかじったりしてしまう猫もいます。

タバコ中毒はタバコに含まれているニコチンによって中毒が発症します。

危険!タバコを浸けた水

タバコを食べることも危険ですが、一番危険なのでタバコを浸けた水です。

タバコは水に浸けると約60分で7割ほどのニコチンが水に溶けます。

水に溶けたニコチンは吸収がはやくなるため症状が出やすいので一番注意が必要です。

タバコを摂取した時の症状

震え、流延、嘔吐、下痢の症状がみられます。症状は誤飲後15-45分後くらいに現れます。ニコチンは胃で吸収されず小腸で吸収されます。

そのため誤飲したらなるべくはやく動物病院に連れて行きましょう。

嘔吐を誘引するためにミルクを飲ませるなどありますがタバコを腸の方に流してしまう可能性もありますのでやらないようにしましょう。

経験のない人が猫を吐かせるのは案外むつかしいものです。

そのためまずは獣医に相談してみましょう。

洗剤

洗剤を誤飲してしまう猫はすくなくありません。

洗剤は人間でも嘔吐や下痢などの中毒症状を起こすことがあります。

洗剤といっても食器用洗剤や洗濯用洗剤だったり、状態も液体、粉末だったりと様々です。

基本的には洗剤は様々な物質が含有されているためどんなものであっても注意が必要です。

洗剤を直接のむことはあまりないと思いますが、猫に洗剤がかかってしまたり、洗剤がこぼれたところを歩いた後にグルーミングをして口にいれてしまうこともあります。

症状

嘔吐、下痢、口・喉の中の痛み、流延 など

口にした量が少量であれば、特に問題のない場合もあります。

症状は1時間ほどで現れるので誤飲してしまった可能性がある場合はその時間は目を離さないようにしましょう。

ある程度の量を飲んでしまったことが明確であればすぐに病院に連れていってあげましょう。

病院にすぐに連れていけない場合などは嘔吐させる方法が有効ですが、嘔吐の方法については獣医師に電話で指示してもらった方がいいでしょう。

獣医師が吐かせない方がいいとのことでしたら無理に対処せずに獣医師の判断を仰ぎましょう。

猫は流れる水が好きな子もいるのでお風呂掃除の最中などは要注意です。

さらに猫は器用ですので前脚をつかって上手に戸棚を開ける子もいるので開封防止ストッパーなどをつけることをおすすめします。

アロマ

近年ではアロマセラピーなどが流行っていて、加湿器にアロマを入れる商品やアロマディフューザーなどの商品も多数出てきています。

また、犬のアロマセラピーも人気です。

インターネットで「犬 アロマ」と検索するとアロママッサージやアロマの効能が色々でてきます。

しかし猫にとってアロマはとても危険なものになります。

そもそもアロマとは植物の成分を凝縮した精油になります。

植物によって抽出方法や効能はことなるのですが、さまざまあります。

アロマは鼻で嗅ぐことで脳にある大脳辺縁系を刺激し、そこから視床下部に伝達し、自律神経などに作用し様々な効果をもたらします。

また吸うことで肺から血液に循環し、皮膚に塗ることでも毛細血管やリンパに浸透します。

そしてこれらから入ったアロマの分子は役目を終えると、体内で分解され、汗や尿などと共に対外に排出されます

猫は肝臓でアロマを分解できない

猫にアロマがダメな理由は、アロマの分子を分解する酵素が肝臓になく、アロマの一部を分解することができないからです。

そのため人間であれば体外に排出できる成分が猫はずっと体内に蓄積されてしまいます。

それにより体調不良を起こしてしまいます。

猫は肉食動物なので体内で植物を分解することがほとんどできません。

そのために猫は植物で中毒を起こしやすいともいわれています。

症状

震え、運動失調、体温低下、肝数値の異常など

アロマの中毒により死亡してしまう可能性もあります。

無意識にアロマを使用していないか確認を

ちかごろオーガニックブームにより虫よけなどのアロマを使用することも多く、無意識に使用していることもあるとおもいます。猫と生活する以上アロマを使用することはやめましょう。

口に入れてしまった時の対応

これらのものを猫が口にすることはあまりないとおもいますが、万が一口にしてしまった場合は口にしてしまった量によって異なります。

手ついてしまった薄めた洗剤をなめてしまった、タバコの灰をちょっとなめた程度であったら様子をみても大丈夫でしょう。

不安でしたらかかりつけの獣医師に電話で相談してみましょう。

しかし、何かしら症状がでたらすぐに病院に連れて行ってあげる準備はしておきましょう。

これらのものは口にするというよりも日常的に飼い主が気を付けることが大切になってきます。

自分の嗜好品を我慢するのはつらいですが、動物を飼った以上命を預かっているので猫のいるところでは我慢するなどのメリハリをつけて頂ければとおもいます。

猫の保険について

PS保険エントランス

記事監修:ペットメディカルサポート株式会社

動物病院での実務経験をもつベテラン獣医師および動物看護師が多数在籍するペット保険の少額短期保険会社。スタッフ全員が動物好きなのはもちろんのこと、犬や猫といったペットを飼っている者も多いので、飼い主様と同じ目線に立ったサポートに取り組んでいます。