社長挨拶

動物が安心して人と共存できる社会の実現へ 代表取締役社長 米満明仁

平素より、PS保険をお引き立て賜り、誠にありがとうございます。

2023年に入った今も、昨年世界が震撼したロシアによるウクライナ侵攻は、コロナから回復しつつあった世界経済を混乱させ、依然として世界秩序に大きなマイナス影響を与えています。この侵攻による供給サプライチェーンの分断により、世界的なインフレが進行しております。

 こうした地政学的なリスクの不確実性も継続するとの認識を改めて持ち、常に不確実性の高い環境を想定し「備える」思考を持つことが重要だと考えております。

ペットサポートのPS保険は、「愛犬・愛猫と安心して暮らしたい」そんな思いから生まれたペット保険です。一般社団法人ペットフード協会の「全国犬猫飼育実態調査」によりますと、ペットの平均寿命は2018年では犬14.29歳、猫15.32歳であったものが、2022年では犬14.76歳、猫15.62歳と伸びており、ペットの長寿化が進んでおります。一方で高齢になれば人間と同様に傷病も増え、加えてペット医療の高度化により高額治療が必要になることもあります。そこで当社では、「多くの飼い主さまが無理なく加入でき、長く続けてもらえるペット保険」を目指して、2008年よりPS保険の普及につとめてまいりました。ペット保険によって飼い主さまが必要なときにためらうことなく、愛する家族の治療に専念できる一助になると考えております。

また、当社は「動物が安心して人と共存できる社会の実現」を経営理念としており、企業の社会的責任を果たすための活動にも取り組んでおります。持続可能な社会の実現貢献のために取組むべきSDGsとして、「ペットの健康に関する情報発信」、「災害対策付き迷子札のご提供」、「国際セラピードッグ協会の活動支援などの殺処分ゼロに向けた取り組み」を行っております。当社のロゴマークには、同じ方向を見つめて寄り添うペットと人の姿が描かれています。その後姿を見守る目線こそがわたしたちであり、ペットの一生に寄り添う飼い主さまを見守り、サポートしたいという私たちの思いが込められています。ペット保険のご提供のみならず、人間とペットのSDGsを通じて社会的責任を果たしていきたいと考えております。

お陰さまをもちまして、当社の保有契約件数は2023年3月期において18万件を超えており、前年度比117.3%の伸展率を示しております。また、ご加入いただいたお客さまにご評価いただき、日経トレンディ[ペット保険部門]で3年連続大賞を受賞いたしました。こうした実績・評価を得られましたのも、ご契約者さま、代理店さま、協力会社さまなど、関係の皆様のご支援の賜物と心よりお礼申し上げます。

 今後も、より質の高いサービスの提供に取り組んでまいります。変わらぬご支援・ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。