ペット保険はいらない?必要な場合・必要ない場合を解説

ペットを迎えるときに「ペット保険は必要?」「加入しても意味がないのでは?」と悩む飼い主さまも少なくありません。

この記事では、ペット保険が必要な場合・必要ない場合の考え方を整理しながら、判断のポイントを解説します。

ペットの診療費は全額自己負担となる

ペットには人間のような公的医療保険制度がなく、動物病院での診療はすべて自由診療となるため、診療費は病院ごとに設定されています。

そのため、発生する費用はすべて飼い主さまの負担となり、ちょっとした通院でも数千円から1万円程度かかることがあります。検査や投薬が加わればさらに負担は大きくなり、入院や手術が必要になった際には、数十万円に及ぶこともあります。

参考:高額保険金お支払い事例

ペット保険、みんなはどうしている?

2025年8月時点で日本でペット保険に入っている犬・猫の加入率は約20%で、5頭に1頭の割合です。「必要ない」と考える飼い主さまも一定数いらっしゃいますが、加入率から見るとペット保険は身近な存在になりつつあります。
※2025年8月時点、ペットメディカルサポート株式会社調べ。保有契約数を公表しているペット保険会社7社(アニコム損保、アイペット損保、ペット&ファミリー損保、楽天損保、SBIプリズム少短、ペットメディカルサポート、FPC)のデータと犬猫の飼育頭数(ペットフード協会「令和6年(2024年)全国犬猫飼育実態調査」)より算出。
引用元:【2025年最新】ペット保険の加入率は約20%!犬と猫それぞれの加入率についても解説

ペット保険にはメリット・デメリットがあり、それぞれの家庭によって最適解は異なります。

こちらの記事で詳細をご紹介していますので、参考にしてください。

参考:ペット保険のメリット・デメリットとは?必要性と加入前に知るべき注意点

ペット保険が必要な場合

  • 急な診療費の出費が不安な場合
    突発的なケガ・病気による出費を抑えたい方にとって、ペット保険は心強い存在です。
  • 治療を十分に受けさせたいと考える場合
    金銭的な不安を減らすことで、高額な治療も選択しやすくなります。「お金の心配で治療をあきらめたくない」という飼い主さまにとって、ペット保険は大きな支えになります。
  • 将来のリスクに備えたい場合
    ペットは年齢を重ねると病気やケガの可能性が高まります。
    ペット保険の加入には年齢制限があるため、若いうちから加入しておくことで安心して過ごせるという考え方もあります。

※保険金のお支払い対象とならないケガ、病気、診療費等がございます。詳しい補償内容は重要事項説明書でご確認ください。

ペット保険が必要ない場合

  • 十分な貯蓄がある場合
    入院や手術などの高額な診療費も貯蓄で賄える場合は、保険に頼らなくても問題ない場合があります。
  • 毎月の保険料が負担になる場合
    保険料の支払いが家計を圧迫するのであれば、無理に加入する必要はないでしょう。

人間の健康保険と同じ感覚での加入がおすすめ

愛犬・愛猫を人間と同じように、健康保険に加入させるという感覚でペット保険を利用する方が多いようです。

ペット保険の必要性についてお悩みの方は、ぜひ一度ペット保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。