ワンちゃんの散歩へのモチベーションは体調のバロメーター

愛犬が散歩に行きたがらないと、非常に不安になってしまうことがあります。

ワンちゃんの散歩へのモチベーションは、健康状態の非常に有力なバロメーターです。

身体のどこかにケガをしている

我慢できないほどの不快感を感じてしまうケガをしている可能性があります。

活動的で、元気なワンちゃんほどケガをし易い傾向もあります。

なにか変わったことがなかったかよく思い出してみてください。

また、体をさわってみて嫌がる箇所などがないか確認してみてもいいでしょう。

散歩に行きたがらないというしぐさで、身体の痛みを訴えているかもしれません。

家庭でできることは、簡単な確認だけですので、様子がおかしい場合は、動物病院の診療を強くおすすめします。

体調不良(病気など)

動くと痛みや違和感、不快感を強く感じるほどの体調不良(病気などを含む)の場合があります。

散歩が大好きなワンちゃんが、散歩に行きたがらない場合は、ケガだけでなく病気の可能性も考えられます。

精神的な原因

お医者さんに連れて行っても異常が見られなかった場合は心配になってしまうかもしれませんが、散歩に対する精神的なものが原因な場合もあります。

前回の散歩の時に、散歩が嫌いになってしまうような出来事は起こっていないか、確認してみましょう。

代表的なものは、下記のような例です。

怖い思いをした

他のワンちゃんに威嚇されるなど、怖い思いをした後は、散歩に行きたがらないことがあります。

散歩だとおもったら病院に連れて行かれた

散歩に行くと思わせて、嫌がる予防接種などに連れて行ったりしませんでしたか?

ナイーブなワンちゃんは、ショックからしばらくの間散歩を嫌がるようになります。

首輪などの装着品が気に入らない

首輪やお洋服などを新調した後、その装着感が気に入らない場合は、散歩に行きたがらないことでその意思を伝えてくることがあります。

散歩のルートが気に入らない

前回いつもと違うルートを散歩させたときに、嫌がったりしていませんでしたか?

こちらも、散歩にいきたがらないことで、意思表示をしている場合があります。

病気でもケガでもない、それでも解決できない場合

身体位に異常がないにも関わらず、長期に渡って散歩に行きたがらない時は、犬の躾の先生に相談してみるのもいいでしょう。

まずは動物病院へ

少しでもいつもと様子が違うと思ったら、まずはお医者さんにつれていってあげましょう。

繰り返しになりますが、散歩へのモチベーションは、ことばを話せないワンちゃんにとって、非常に重要な意思表示です。

愛犬の意思表示に早く気づいてあげることで、病気やケガの早期発見、早期治療につながることもあります。