ラサ・アプソ

ラサ・アプソのかかりやすい病気と特徴についてご案内いたします。

すでに一緒に暮らしているご家族の方、これから家族に迎え入れられる方は、ペット保険加入をご検討の際にお役立てください。

ラサ・アプソ

かかりりやすい病気

  • 心内膜症
  • 白内障
  • シュウ酸カルシウム尿石症
  • ストラバイト尿石症
  • 気管虚脱

ラサ・アプソとは

ラサ・アプソとはチベット原産の愛玩犬となります。

ラサとは当時の首都でラマ教の寺院のある都市になります(現在では中華人民共和国チベット自治区の中央に位置します)。

アプソについてはチベット語でヤギを意味するラプソが訛ったものという説と『アプソ・セン・カイ』というよく吠える、ライオンに似た犬という意味のチベット語から由来しているという2説があります。

ラサ・アプソは非常に古い犬種で約2,000年の歴史を持つ古い犬種で幸福を招く魔除け犬と信じられています。

また、トイドックの人気犬種であるシーズーの直接の祖先犬になります。

ラサ・アプソは主にラサ市の僧侶や貴族の間で飼育されていました。

聴覚が優れており、来訪者の足音を早く察知し家の人に伝達したり、雪山で雪崩の発生をいち早く察知したりするために重宝されていました。

代々のチベット仏教の統率者ダライ・ラマによって中国皇帝に献上されていたが、繁殖を防ぐために雄に限られていた。

このとおり基本的には門外不出の信仰の対象として大切に扱われていました。

チベットが諸外国と交流が進むにつれて1920年代ごろにヨーロッパに渡りました。

1929年のイギリスのロンドンで行われたドックショーにて、オリエンタル・タリズマン・ドック(東洋のお守り犬)として人気を博しました。

その後英国ケネル・クラブ(KC)では1933年、アメリカン・ケンネル・クラブは1935年に公認しています。

ラサ・アプソの容姿

ラサ・アプソは全体的にバランスがよく、被毛の量が豊富な小型犬になります。ラサ・アプソは理想体高が雄で25.4cm、雌はそれよりも僅かに低いとされています。

一般的には雌雄共に体高は25-28cm、体重は5-8kg位になります。

マズルは約4cmになり、鼻からスカルの後ろまで全体の長さは約3分の1が理想です。

シーズーやペキニーズほどではありませんがマズルの短い短頭犬種となります。

そのため飛行機などの乗り物ではお断りされることも多いです。

スタンダードでは全体的に長い被毛に覆われています。

フォールと呼ばれる頭部から顔にかけて垂れた長い冠毛があり、この毛により外貌して目が隠れてしまっています。

また、頬や顎についても豊富で長い被毛があります。

一部の犬種を除き、一般的に犬の歯の噛み合わせはシザーズバイト(上顎の切歯が下顎の切歯の前にぴったり重なる歯の噛み合わせ)が多いですがラサ・アプソは上顎の切歯が下顎の切歯の内側に接している噛み合わせになるのも特徴です。

被毛についてはダブル・コートになりトップ・コートは長く真っ直ぐで量も豊富になります。

毛質は硬いですがウーリーやシルキーではありません。

毛色は様々でゴールデン、サンディ(砂色)、ハニー(淡い赤黄褐色)、ダーク・グリズル(黒色系の毛に灰色系や赤色系の色が混ざった混合色)、スレート(濃い青灰色)、スモーク、パーティ・カラー(白地に一色または二色のはっきりした色の斑がボディにあるもの)、ブラック、ホワイト、ブラウンがあります。

ラサ・アプソの性質

ラサ・アプソは陽気で、主人に忠実な犬になります。

また、非常に用心深い犬種で知らない人に対しては無関心であったり、吠えたりすることがあります。

チベットではもともと吠えて主人に伝えるということをしてきた犬種になりますのでよく吠えます。

そのため無駄吠えのしつけはしっかり行いましょう。

また、自尊心が強く頑固な一面もありますのでしっかりとしたしつけが必要になります。

聖なる犬として扱われており、落ち着いた印象がありますが遊ぶのは好きな犬種になります。

運動量はそこまで必要ではありませんが、毎日ちょっとしたお散歩や遊びなどをしてあげましょう。

ラサ・アプソは床に着くほどの被毛の長さがありますので毎日のお手入れは大切になります。

短いカットでも、フル・コートで飼育する場合も月に1回くらいのトリミングは必要になります。

また、長い被毛は毛玉になりやすいので毎日のブラッシングは欠かさないようにしましょう。