シャー・ペイ

シャー・ペイの保険加入をご検討中の方の参考になるよう、かかりやすい疾患(傷病)や特長などについてご案内します。

シャー・ペイ

シャー・ペイの罹りやすい疾患

シャー・ペイとは

シャー・ペイは中華人民共和国の広東省が原産の犬種となります。

シャー・ペイという名前は中国語で「沙皮狗」と表記され、沙皮は中国で砂のようなざらざらとした毛皮という意味になります。

シャー・ペイの祖先犬は漢王朝原産のハン・ドッグといわれています。

1200年代にはすでに【皺の多い犬】について記述された書物が発見されており、シャー・ペイの歴史は長いといわれています。

シャー・ペイはチャウチャウと同様に原産国が中国で青紫の舌をもっているため祖先犬が同じではないかと言われています。

また、外見から古代のマスティフ系とも近いのではないかとも指摘されています。

シャー・ペイは当初、チャウチャウと同じように食肉用や番犬、闘犬として飼育されていました。

シャー・ペイはたゆたゆした皮膚があったため闘犬としてより活躍するようになりました。

そのほかにも農作業のお手伝いやガードドッグとしても活躍していました。

その後1950年ごろに政治的な理由で大量の飼い犬が処分されました。

その際にシャー・ペイも大量に処分されてしまい、絶滅の危機に直面しましたが香港で闘犬として活躍していた一部のシャー・ペイが生き残っていました。

この子たちから繁殖がはじまり、1968年には香港ケネルクラブにより犬種として認定されました。

その後、シャー・ペイの存続に危機を感じたブリーダーがアメリカでも繁殖を開始し、1974年にアメリカンケンネルクラブでも登録されました。

現在では主にペットとして飼育されており、登録件数は多くはありませんが独特の見た目から根強いファンがいます。

シャー・ペイの容姿

シャー・ペイは体重18-23㎏、体高46-51cmほどのやや大きめの中型犬になります。

PS保険でも中型犬に分類されています。

体格については雌雄で大きさの差はそこまでありません。

体高と体調はほぼイコールのスクエア型の筋肉質なボディになります。

また、頭部が大きく口吻は広く短く、目は小さいです。

耳も小さく、垂れていて貝殻のような形で舌は青紫色をしています。

また頸や四肢は太く、力強いです。

シャー・ペイの最大の特徴はたるみのある皮膚になります。

このたるみは子犬のころからあり、大きくなるにつれてたるみは深い皺になっていきます。

皮膚は引っ張るとよくのびます。

これによりかまれても致命傷にはならず闘犬に向いているとされていました。

基本的には被毛はショートコートで砂のようにざらざらした手触りになります。

現在ではベアコートやブラッシュコートという少し長めの種類も存在いたします。

これも闘犬としての名残になります。

被毛の色は以下の単色が認められています。

「フォーン」「ブラック」「ブラウン」「クリーム」「サンド」「レッド」「ライラック」 ホワイトの単色や2色以上や班がはいっている色についてはJKCでは許容されていません。

シャー・ペイの性質

シャー・ペイは冷静で落ち着きのある愛情深い犬種になります。

あまり感情を外に出さないタイプの犬なのでミステリアスな雰囲気があり、人気の一つになります。

また、独立心が強く頑固で成犬になってからのしつけは難しくなります。

今は穏やかな犬種として育種されてきてはいるものの元闘犬になりますので、気性が荒い子もいます。

しっかりコントロールできるよう子犬のころからしつけは根気よくしっかりと行う必要があります。

シャー・ペイは忠誠心の強い犬なので、しっかり主従関係をトレーニングすればたのもしい忠犬になります。

しかし、飼い主との主従関係がしっかりできないととても手のかかる犬になってしまいますので注意しましょう。

活発なタイプではありませんが、中型犬になりますので散歩は30分程度のお散歩を一日2回ほどで充分でしょう。

飼育する際は室内飼いが理想です。

被毛のお手入れはそれほど大変そうにはみえませんが、たるんだ皮膚や皺の間は群れやすいためこまめに汚れをふき取ってあげる必要があります。

また毎日ブラッシングして皮膚の血流を促してあげることも大切になります。

シャー・ペイは皮膚のお掃除をしてあげないと皮膚病になってしまいますので。注意してあげてください。