ペット保険の選び方

こちらのページでは、ペット保険の選び方についてご案内します。

ペット保険に求めるものは、愛犬家、愛猫家のみなさん次第で様々に変化します。

ペット保険を選ぶ際に、チェックしておきたいポイントをご紹介し、あなたにとって最適なペット保険を選ぶことができるようにお手伝いいたします。

ペット保険の選び方1. 価格(保険料)で選ぶ

「保険料は安いほうがいい!」

価格でペット保険を選ぶときの注意事項についてご説明いたします。

ペット保険を選ぶ上で特に重要となるのが、生涯の保険料です。

一般的に、ペットの年齢とともに保険料も上昇していきます。

0~3歳までは各社それほど保険料に差はありませんが、病気になりやすい年齢に差し掛かると保険料は高くなり価格差が表れやすくなります。

最初の1年に必要な保険料だけで判断してしまうと、数年後の保険料を見て後悔してしまうこともあります。

将来的な保険料の上昇も確認した上で、ペット保険を選ぶことをおすすめします。

【ペット保険を価格で選ぶポイント】の詳細はこちら

ペット保険の選び方2. 補償内容で選ぶ

「安心できる補償内容のペット保険に入りたい!」

せっかく保険に入るのだから、補償内容を充実させたものにしたいというのは、誰もが思うところです。

人間のような健康保険が用意されていない犬や猫は、ちょっとした通院でも高額な診療費がかかってしまうこともあります。

十分な補償があれば、気軽に動物病院に連れていくことができますので、高額な医療費に躊躇するようなこともありません。

通院補償

ペットがケガや病気になり動物病院に連れて行ったときの、診療費を補償してくれるのが通院補償です。
通院補償があれば、ちょっとした心配事が起きても獣医師を頼ることができますので、飼い主さまの安心にも繋がります。
通院補償は、最も利用する頻度が高い補償です。通院補償がついていないペット保険もあるので、注意が必要です。

ペット保険の通院補償

入院補償

入院補償は、自宅療養が難しいペットの傷病を手厚くサポートしてくれます。
一般的な入院補償では、入院中の診療費(診察、治療、投薬)と、入院費用(宿泊費)が補償対象となります。
注意点として、ペット保険の入院補償は、日数や金額などに上限が設定されているものが大半です。
基本的には、日数や金額の上限が多い入院補償のペット保険を選ぶことで、負担や不安を軽減することができます。

ペット保険の入院補償

手術補償

犬や猫に手術が必要になった場合、その費用が補償されるものです。
手術は、内容によっては費用が高額になります。払えるか不安になったり、支払いが負担になったりすることも考えられます。
また手術前後の通院費用は、手術補償ではなく通院補償としてカウントされます。
手術補償では通院費用は補償されない点に注意してください。

ペット保険の手術補償

ペット保険の選び方3. 限度日数・上限補償金額で選ぶ

ペット保険は、使用する日数や回数、補償される金額などに、限度・上限が設定されている場合があります。

限度日数と上限補償金額の仕組みについて理解しておけば、ペット保険を上手に比較して選ぶことができ、加入後も有効に活用できるようになります。

もしも不安であれば、限度日数と上限補償金額が十分に多いペット保険を選ぶことで、診療費の負担を軽減することができます。

ペット保険の選び方4. 保険金を受け取るための手続き方法で選ぶ

保険金を受け取るための手続き方法は、ペット保険会社によって異なります。主に後日精算と窓口精算の2種類があります。

後日精算は、動物病院で診療費を支払った後に保険会社に保険金を請求する方法です。

窓口精算はペット保険会社が提携している動物病院での診療費支払いの段階で、保険適用された金額を支払う方法です。

それぞれメリットやデメリットがありますので手続き方法だけではなく、保険料や補償内容と合わせて検討することが大切です。

保険金受け取りの手続き

ペット保険の選び方5. ペット保険の加入可能年齢・更新可能年齢で選ぶ

ペット保険は1年で満期がきて、継続更新という形になります。

特に定めなく、終身契約を続けられるペット保険もありますが、例外もございます。

更新に関する内容は、契約前に十分に知っておくことで、ペット保険選びで失敗することを防げます。

大半のペット保険では、新規加入年齢に制限が設けられています。

保険会社によって加入可能年齢は異なりますが一般的には7~8歳までが多く、それ以降は加入できる保険が限られてくる傾向にあります。

検討中のペット保険の加入可能年齢を満たしているか確認が必要です。

※ペットメディカルサポートのペット保険「PS保険」は、8歳(補償開始時点で8歳11か月)まで加入でき、一生涯ご継続いただけます。

更新可能な年齢と加入可能な年齢

ペット保険の選び方6. 免責金額や免責事項で選ぶ

免責金額とは、保険を利用する際に、契約者が最低限自己負担しなくてはいけない金額のことをいいます。

免責金額は、ペット保険によって設定されている場合とされていない場合があります。

しかし免責事項については、ペット保険によって例外的に補償されないケガや病気、症例があります。

また特定の場合に限り、補償の対象とならないような場合も存在しています。

免責事項に関しては、ご検討中のペット保険の重要事項説明書を確認してください。

ペット保険の免責金額に注意

ペット保険の選び方7. 免責期間(待機期間)の長さで選ぶ

ペット保険を契約してもすぐに保険の適用が開始されるわけではなく、免責期間(待機期間)を設けている保険会社もあります。

免責期間とは補償を受けられない期間を意味します。保険加入時から一定期間保険の適用がされないため、免責期間の診療費は全て自己負担になります。

免責期間は保険会社によって異なるため注意が必要です。

「免責期間中に万が一何か起きたら不安...」という飼い主さまは、できるだけ免責期間が短いペット保険の検討をおすすめします。