ペット保険を価格で選ぶ
こちらでは、ペット保険を価格で選ぶ際の注意点などをご案内します。
ペット保険を選ぶ上で、最も重要視されるのは愛犬家・愛猫家のみなさんがお支払いすることになる「保険料」です。(※)
保険料を目安にペット保険を選ぶ際の注意事項などを以下にご紹介してまいります。
※ペットメディカルサポート株式会社が2015年に行った、首都圏のペットサロン利用者1,000名に行ったアンケート結果の結果より
生涯の保険料に注意
価格でペット保険を選ぶ上で、最も重要なのは生涯の保険料です。
各社ともに、0歳~3歳の頃はそこまで大きな価格差はありません。
一般的なペット保険は、年齢と共に保険料があがっていきます。
一部のペット保険は、病気になりやすい年齢になると、急激に保険料が高くなります。
直近に支払う保険料だけをみて、安いと思い込み、将来的に支払う保険料を見ずに契約して、数年後に後悔するようなことも起こりえます。
最悪の場合、保険料が高すぎて、不本意ながらも途中で解約しなくてはならない方もいらっしゃいます。
保険料が高額になってから、他のペッット保険に変更しようとしても、各社が設定する年齢制限に引っ掛かり、選択肢が大きく狭まる可能性もあります。
ペット保険の価格をチェックするときは、「今いくら保険料を支払う必要があるのか?」という点だけでなく、将来的に支払う保険料を必ず確認することをおすすめします。
補償の範囲・内容を確認する
安いペット保険はたくさんありますが、そのおてごろなペット保険が、どこまで補償してくれるのかを必ず確認しましょう。
価格が安いペット保険には、あなたが必要だと考えている補償内容が含まれていない可能性もあります。
通院補償の有無(重要)
保険料が安いペット保険には、もっとも高い頻度で使うことになると考えられる「通院補償」がついていないものが多くあります。
「愛犬・愛猫にも、人間の健康保険みたいな安心感が欲しい」とお考えの方は、ペット保険を選ぶ際に、十分に確認する必要があります。
補償対象外の病気も確認
ペット保険によっては、「犬種や猫種によって、かかりやすい病気はNG」、「歯科治療は全てNG」、というように、各々のペット保険によって、補償できない病気、ケガ、症状などがあります。
具体的な例をあげると、小型犬の膝蓋骨脱臼などは、特に発症頻度が高い症状ですが、補償されないペット保険が多くあります。
愛犬、愛猫が、どのような病気になりやすいのかを調べたり、かかりつけのお医者さんに相談したりして、興味を持ったペット保険が、頼れるものなのかを必ず確認しましょう。