ペット保険の保険金の受取方法
ペット保険の保険金の受取方法について紹介します。
ペット保険の保険金受け取り方法は、大きく分けて「窓口精算」と「後日精算」の2種類です。それぞれのメリット・デメリットについて、解説していきます。
窓口精算
窓口精算とは動物病院でのお会計時に、加入したペット保険の補償がその場で適用される精算方法です。
【メリット】診療費を一時的に全額負担しなくていい
動物病院のお会計時に保険が適用されるため、診療費を一時的にも全額負担をする必要がありません。
【デメリット】保険料が高く、使える病院が限定される
窓口精算に対応しているペット保険は、保険料が高い傾向があります。窓口精算に対応するための人件費や、システム料が余計にかかるからです。
また窓口精算に対応していない動物病院も多く、未対応の病院で利用する場合は後日精算になります。この場合、窓口精算のメリットを享受することができません。
後日精算
【メリット】保険料が安く、全国の動物病院が対象
後日精算のペット保険は、余計な人件費やシステム料がかからないので保険料が割安です。
また後日精算は、全国の動物病院で利用できるため、窓口精算のように、対応している病院を探す手間がかかりません。
【デメリット】一時的に診療費を全額自己負担で払う
後日精算は、動物病院のお会計時には補償が適用されないため、一時的に診療費を全額自己負担しなくてはいけません。
後日精算はクレジットカードの利用で利便性が高まる
後日精算の場合は、クレジットカードで精算を行い、保険金の請求を行うことで利便性が高まります。
保険金の支払いが早いペット保険であれば、クレジットカードの引き落としの前に保険金が振り込まれるからです。
つまり窓口精算のペット保険と同様に、一時的な自己負担金なしで保険を利用できます。(場合によってはクレジットカードのポイントもたまるので、医療費の一助となる場合もあります)
保険金の支払いまでの早さに注目
ペットメディカルサポートのペット保険「PS保険」では、保険金請求書類が当社に到着してから20日以内に保険金をお支払いいたします。
2021年実績:平均11.37日
※ご請求書類到着日から支払完了までの日数・土日祝日を含む
書類に不備があった場合は20日を超える場合があります。詳しくは「請求した保険金が振り込まれない。」をご覧ください。
PS保険のように、支払いまでの早さ(保険金を受け取れるまでの早さ)を重視しているペット保険であれば、クレジットカードで診療費を支払うだけで、利便性が高まります。
ペット保険選びであまり注目されないポイントですが、保険金受け取りまでの時間が短いことは、保険の使い勝手に大きく関わります。
保険金請求手続きについて
保険金の請求方法は、ペット保険商品、保険会社によって異なります。
ペットメディカルサポートのペット保険「PS保険」は、原則、領収証を送るだけで保険金の請求を簡単に行うことができます。(判断が難しい症例の場合や、診療内容が不明瞭な場合は診断書が必要になる場合もあります)
ペット保険会社によっては、獣医師の診断書(発行手数料がかかる)が必要だったり、保険金の受け取りの手続きが煩雑な場合もあったりしますので、事前に確認することをおすすめします。