ペット保険の入院補償

犬や猫を動物病院に連れて行く際に、まとまった出費が必要になるのが、ペット保険の入院補償です。

入院補償は、入院そのものの費用(宿泊に関する治療)と、入院中の診療費用を補償します。

入院補償がしっかりしているペット保険の場合、家を空けることができずに、ケガや病気で苦しむペットを

色々な考え方がありますが、家を空けがちになる方こそ、ペット保険を選ぶ際は、通院補償と同じくらい、入院保険の充実度合いを重視すべきであると考えます。

ペット保険の入院補償とは?

ペットが長期間の治療が必要になったとき、絶対安静にしなくてはならないケガや病気になった場合、動物病院から入院を勧められることがあります。

そういった場合に非常に頼りになるのが入院補償です。

入院中の診療費(診察、治療、投薬)と、入院費用(宿泊費)が補償されることになります。

入院補償は役立つのか?

入院させないという選択肢をとれる症例もありますが、獣医師に入院を進められているのに入院費用を抑えるために自宅療養という選択肢を選ぶと色々な懸念がでてきます。

・長期間自宅で24時間愛犬や愛猫から目が離せない

・自宅療養中は家を明けられない

・頻繁に通院させるため労力がかかる

入院補償が充実しているペット保険に加入していれば、入院費用に関する負担が減りますので、迷わず入院の選択肢を選べます。

ペットオーナーが1人で24時間、療養中の愛犬、愛猫を注視し続けるのは現実的ではありません。

動物病院で、24時間体制で診てもらえるだけでなく、ペットオーナーにかかる負担を軽減し、「ペットの自宅療養でペットオーナーも身体を壊してしまう」というようなことを防げます。

入院保障が充実したペット保険を選ぶ

上限日数、金額などが設定されているものが大半を占めますので、かならず確認します。

・入院1日あたりいくら補償されるか?

・年間入院日数が何日になるまで入院補償が受けられるか

・年間の入院に対して補償される上限金額はいくらか?

基本的に、日数が多く、上限金額が多いものを選ぶことで、ペットの入院に関する負担や不安が大幅に軽減されます。

「無制限」に注意

「入院日数、診療費を無制限に補償」とされるものは、そのペット保険全体で必ず上限金額が設定されています。

上限無制限とされるペット保険に加入しているので、安心して入院させたが、思った通り補償されなかったということがないように、ペット保険を選ぶようにしましょう。

動物病院へ入院する際のポイント

自分(ペットオーナー)のライフスタイルや、ペット保険の入院補償の内容をしっかり獣医師に伝えましょう。

ペットオーナー状況を動物病院の獣医師に伝わっていれば、最適な入院プランを提案してもらうことができます。

家を空ける時間が長く、入院補償を利用して、愛犬・愛猫にとってベストな選択肢をとってあげることがなにより大事です。