ペット保険の告知義務について

  • ペット保険に加入するには、現在のペットの健康状態や、これまでにかかった傷病歴を正確に申告する必要があります。

    これを告知義務といいます。

    かかった病気の種類によっては、ペット保険に加入ができない場合があります。また、補償開始日までに発症した病気やケガについては、補償の対象外となります。

  • ペット保険の告知義務について

ペット保険で告知が必要な理由

  • 加入者間で公平性を保たないと、会社が破綻してしまいます。
    加入者間の公平性を保つことで、健全な保険制度が成り立っています。
  • ペット保険は、人間の保険と同様に、加入者が出し合った保険料で相互を扶助する制度です。

    そのため、健康状態が悪い、病気で弱っている、高齢で病気にかかりやすい、といったペットも保険に加入できてしまうようにすると、加入者間で公平性を保つことができなくなり、保険制度が成り立たなくなります。

    ペット保険は、ペットを飼育する飼い主の方が病気やケガの出費に備えるために加入するものです。従いまして、加入者は契約を行う時に、ペットの健康状態や過去の病歴などを正確に申告することを求められています。

告知事項で聞かれる主な内容

加入の際に告知する事項は、各保険会社によって異なりますが、申込んだ時点でのペットの健康状態や病気の既往歴などが主に確認されます。

ペットメディカルサポートのペット保険「PS保険」が告知事項で確認する項目は、以下の内容となります。

  • 既往症(これまでに患った病気やケガについて)
  • 過去3か月以内に病気やケガで治療を受けた内容(傷病名・治療内容・治療期間・動物病院名)
  • 他社で加入のペット保険契約の有無とその満了日

※下記の4項目は、告知事項ではありませんが、保険料の決定・引受上の重要事項です。故意より記載事項に虚偽の事項があった場合、契約を取り消し、または、無効扱いとさせていただく場合があります。
従いまして、事実をよくご確認の上、記載のほどお願いします。

①ペットの生年月日・②ペットの体重・③ペットの種類・④品種

告知事項に違反した場合は、ペット保険の契約解除もあり得る?

  • ペット保険に申込む際に記載した告知事項の内容が事実と異なることが判明した場合「告知義務違反」となり、補償が正しく受けられないばかりでなく、契約が解除されてしまう場合があります。

    正しく事実を告知することは保険契約者の義務となりますので、告知事項の質問項目に対しては、必ずありのままの事実を正確に記入する必要があります。

  • 虚偽申告、ダメ、絶対!
    虚偽申告、ダメ、絶対!
PS保険

記事監修:ペットメディカルサポート株式会社

動物病院での実務経験をもつベテラン獣医師および動物看護師が多数在籍するペット保険の少額短期保険会社。スタッフ全員が動物好きなのはもちろんのこと、犬や猫といったペットを飼っている者も多いので、飼い主様と同じ目線に立ったサポートに取り組んでいます。