保険料の上昇の仕方について
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ペット保険の保険料は、基本的にペットの年齢が若い時は安く設定されており、年齢の上昇に従って金額が上昇していきます。
ペット保険の保険料の上昇の仕方は、保険会社によって様々なパターンがあります。
こちらでは、各保険会社の保険料の上昇の仕方についてご説明していきます。
毎年保険料が上昇するパターン
年齢が1歳ずつ上がるごと(1年契約の契約継続時)に、毎年少しずつ保険料が引き上げられていくよう設定されているパターンです。
この方式を採用している保険会社が最も多く、一般的なパターンです。
一定の年齢に達した際に保険料が上昇するパターン
保険料が毎年上がるわけではなく、一定の年齢に達するごとに保険料が上昇していくパターンです。
年齢の上がるタイミングは3歳ごと、5歳ごとなど各保険会社によって設定が異なります。
ペットメディカルサポートのペット保険「PS保険」ではこの仕組みを採用しており、3歳ごとの「0~2歳」「3~5歳」「6~8歳」「9~11歳」「12歳~終身」という区切りで保険料が上がっていきます。
使うと保険料が高くなるペット保険とは
一般的なペット保険は、ペットの年齢に合わせて保険料が上昇するタイプが多いです。
使った回数や年齢以外の理由で翌年以降の保険料が高くなることは、基本的にありません。
「体調が良くないので病院で診てもらいたいけど、保険料の上昇が心配...」などと心配して躊躇する必要はありません。
ただしペット保険のプランによっては、保険を使った回数に応じて次年度の保険料が高くなったり安くなったりする場合もあります。加入前にあらかじめチェックしておくと安心です。
ペット保険の保険料について注意しておきたいポイント
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毎年保険料が上昇していくタイプのものには、年齢が若いうちは保険料が低く設定されていても、5歳頃から保険料の上昇の幅がどんどん大きくなっていき、高齢になってからの保険料が高額になってしまうケースがあります。
そのため、一生涯同じペット保険に加入し続けた場合の総合的な保険料の金額がいくらになるのか各社ごとに比較してみると、生涯トータルの金額の差に大きな開きが出てくるケースもあります。
ペット保険を選ぶ際には、ペットの年齢が若い時の保険料に注目するだけでなく、更新時に保険料がどれだけ上昇していくのか、この先同じ保険に加入し続けていくと将来的にどれくらい保険料を負担することになるのか確認することが大事です。
なお、保険料はあくまで現時点のものであり、将来、保険料の改定などにより生涯負担される保険料が変わることにご注意ください。
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記事監修:ペットメディカルサポート株式会社
動物病院での実務経験をもつベテラン獣医師および動物看護師が多数在籍するペット保険の少額短期保険会社。スタッフ全員が動物好きなのはもちろんのこと、犬や猫といったペットを飼っている者も多いので、飼い主様と同じ目線に立ったサポートに取り組んでいます。