猫の頭突きはなぜするの?頭突きの理由と愛情表現について
本コンテンツは獣医師2名による確認を行い、制作をしております。

- 猫が頭突きをしてきたらやめさせるべき?
- なぜするの? 猫が頭突きをする主な理由とは
- 猫に頭突きをされた際の最適な対応は?
- 頭突き以外に見られる猫の愛情表現は?
- まとめ
- 猫の問題行動、どうしたらいい?の関連記事
猫が頭突きをしてきたらやめさせるべき?
猫が飼い主さんに頭突きをしてきても、やめさせる必要はありません。愛情表現や挨拶の行動であることが多いためです。
ただし、あまりに何度もこすりつける、手足を使って頭を搔いている、頭に赤みや湿疹、かさぶたが見られる時には、何か皮膚に問題が起きていることも。猫は顔や頭に皮膚炎が出ることが多いので、痒みが強いように見えたら受診しましょう。
なぜするの? 猫が頭突きをする主な理由とは

猫が頭突きをする主な理由について、ここから詳しくご紹介していきます。
愛情表現をしている
猫は甘えるしぐさとして、頭をこすりつけてくることがあります。子猫の時に母猫にグルーミングとして、顔の食べかすをきれいにしてもらったり、耳周囲をケアしてもらった経験があるのかもしれません。
逆に母猫や兄弟姉妹猫に顔や頭周りにグルーミングをしてもらわなかった猫は、コミュニケーションとしての頭突きをあまりしません。
マーキングをしている
猫の頭突きはマーキング行動であることも多いです。なぜなら、猫の顔には臭腺といって匂いの腺がいくつもあるからです。
目の上や頬、顎などに匂いの腺があるので、そこを擦りつけて自分の匂いを付けようとしているのです。匂いを付けたいと思うのは、自分のお気に入りの場所周辺で、角になっている形状の所が多いようです。
あいさつをしている
猫があいさつとして頭突きをするケースもあります。子猫の時期に、周囲の猫にあいさつとして頭突きをされていた猫は、頭突きをコミュニケーション手段だと学習しています。
成猫になってもご機嫌伺いや、相手に敵意は無いよ、と伝えるためにあいさつとして頭突きをすることもあるようです。しかしコミュニケーション方法は個体差があるので、必ず頭突きをしてコミュニケーションをとるわけではありません。
猫に頭突きをされた際の最適な対応は?
猫に頭突きをされた時に人はどう対応したら良いでしょうか?
愛情表現やあいさつの意味合いが強いので、声をかけて頭をなでなでしてあげると良いでしょう。帰宅した飼い主さんに「おかえり」と頭突きしてくる猫も多く、「ただいま」と撫でてあげればコミュニケーション成立です。構ってほしい時に頭突きしてくることも多く、「何?」と聞いたり、「今は忙しいのよ」と伝えるのでも良いです。
頭突き以外に見られる猫の愛情表現は?
猫は頭突き以外の方法でも愛情表現をする生き物です。そこでここからは、頭突き以外で見受けられる猫の愛情表現をご紹介していきます。
甘噛みをする
猫の愛情表現として甘噛みという行動も見られます。飼い主さんの顎や耳、足先をカジカジと優しく噛むことが多いです。構ってほしいときや、何かを要求したいときにも、鳴いてダメな時には軽く噛むことがよくあります。
ゴロゴロと喉を鳴らす
猫がゴロゴロと喉を鳴らしているのも愛情表現やリラックスの現れとして有名です。しかし診察台の上などの緊張状態や興奮状態でもゴロゴロと喉を鳴らしている猫もいるので、一概に猫の心地よさのサインとも言えないでしょう。相手に対して「敵意は無いよ」というアピールなのかもしれません。
舌で舐めてくる
猫が舐めてくるのも愛情表現の一つです。猫同士でグルーミングしあうのが、「仲良くしたいです」というコミュニケーション手段の一つで、それをすることによって自分の緊張もほぐれるようです。猫が舐めてくれた時には「ありがとう」の気持ちをこめて数回撫でてあげましょう。
頭をスリスリする
猫が頭をスリスリしてくるのも、頭突きとほぼ同じ理由です。猫にとっては挨拶や愛情表現、臭い付けや構って欲しいサインでしょう。猫にスリスリしてもらえたら、挨拶として頭や顎を数回撫でて、挨拶を返しましょう。
お腹をみせる
猫がお腹を見せてくれたとき、このサインは難題です。「お腹を撫でてほしいの?」と撫でると噛まれたりすることも多いです。
「お腹を撫でて!」あるいは「遊ぼう!」、逆に「リラックスしてます」の場合もあり、正解は毎回違います。背中が痒いだけ、という落とし穴もあります。
まとめ
猫が頭突きをする意味は以下のようなものが挙げられます。
- 愛情表現
- マーキング
- 挨拶
- 構って欲しい
猫の愛情表現にはこの他にも以下のようなものもあります。
- 甘噛み
- ゴロゴロ
- 舐めてくる
- 頭をスリスリ
- お腹をみせる
それぞれの猫の幼少期の経験などによって、その行動の意味合いや、頻度も異なるので、愛猫の様子をよく観察してみましょう。






