猫の股関節形成不全の症状と原因、治療法について

最終更新日:2024年07月26日

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猫の股関節形成不全の症状と原因、治療法について

猫の股関節形成不全ってどんな病気?

犬では幼~成犬でみられる病気ですが、猫でも見られます。

猫の股関節形成不全は、先天的に股関節の形状に異常がみられる状態のことを言います。

どうして症状が出るの? 原因は?

猫の股関節形成不全の主な原因として、「遺伝」が挙げられます。

どんな猫が股関節形成不全になりやすいの?

基本的に遺伝性疾患であり、下記の猫種がなりやすいといわれています。

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猫の股関節形成不全の症状とチェック項目

猫の股関節形成不全の発症時期は成長期にみられ、症状や行動としては、うさぎ跳びのように同時に蹴るように歩く、腰を左右に振りながら歩くなどが挙げられます。

また、猫に痛みを伴うため、しっかりとした座り方ができず、横座りをしたり、ひどい場合には股関節が脱臼してしまったりすることもあります。

猫が、うさぎ跳びのような歩行をするのは、股関節形成不全でよく見られる特徴的ですので、こういった症状が猫に見られた際には、お近くの動物病院へ相談、診察を受けてみましょう。

関節形成不全は、猫の死に直結する病気ではありませんが、痛みがある病気ですので注意が必要です。

猫の股関節形成不全の予防

遺伝による発症リスクは、予防がとても困難です。

猫の股関節形成不全は目に見えてわかる症状が出やすいので、何か猫の異変に気付いたら、すぐに動物病院で診察を受けましょう。

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猫種別の保険料

当社のペット保険は、猫種による保険料の違いがありません。

また、「ペット保険取扱の猫種分類表」に契約実績のある猫種をまとめていますが、未記載の猫種であっても保険料は同じです。

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記事監修:ペットメディカルサポート株式会社

動物病院での実務経験をもつベテラン獣医師および動物看護師が多数在籍するペット保険の少額短期保険会社。スタッフ全員が動物好きなのはもちろんのこと、犬や猫といったペットを飼っている者も多いので、飼い主様と同じ目線に立ったサポートに取り組んでいます。