横隔膜ヘルニア

横隔膜ヘルニアとは、胸部と腹部を隔てている横隔膜に穴があき、腹部にあるべき臓器(腸管や肝臓など)が胸部に入り込んでしまう病気です。

猫の横隔膜ヘルニアは、先天性の場合と外傷による場合と2つに分けることができます。

先天性の場合は横隔膜の奇形が原因といわれいます。

子猫以外の猫が横隔膜ヘルニアになる原因は、ほとんどが外傷だといわれていて、交通事故やキャットタワーからの落下などが原因となります。

猫の種類や性別による発症率に差はありませんが、比較的活発で好奇心の強い若い猫に多いといわれています。

横隔膜ヘルニアにかかりやすい猫種

猫種問わず、発症する可能性があります。

猫の保険について

猫の横隔膜ヘルニアの症状

子猫が横隔膜ヘルニアを発症した場合、生まれた時点で症状が現れるか全くの無症状かのどちらかだといわれています。

成猫が横隔膜ヘルニアを発症した場合、多くは他の部分にも怪我を負っている「外傷」が原因であることがほとんどです。

そのため、横隔膜ヘルニアだけの症状ではなく、他に怪我をした部分の症状とも合併して現れる場合があります。

猫の横隔膜ヘルニアの主な症状は、以下の通りです。

  • ぐったりとしていて、元気がない
  • 食欲がない
  • 嘔吐
  • お腹を痛がっている(触ると嫌がる)
  • 呼吸困難
  • 呼吸の回数が多い など

猫の横隔膜ヘルニアの原因

猫の横隔膜ヘルニアの原因は、大きく2つに分けることができます。

先天性と外傷とに分けることができるのですが、多くの場合は交通事故などによる外傷だといわれています。

【先天性横隔膜ヘルニア】

生まれつき横隔膜に奇形があり、ヘルニアを生じた状態で生まれてくる子がいます。

この場合は子猫の頃から症状が出ることもあり、全く症状が出ない場合もあります。

猫種や性別による差はないといわれています。

【外傷が原因の横隔膜ヘルニア】

子猫以外の成猫、老猫が横隔膜ヘルニアの症状を見せた場合、そのほとんどは外傷によるものだといわれています。

交通事故、落下、衝突など、胸部に強い衝撃を受けたことが原因で、横隔膜ヘルニアを発症します。

猫の種類や性別による差はありませんが、比較的活発で好奇心が強い、若い猫に多いといわれています。

猫の横隔膜ヘルニアの予防と早期発見

外傷が原因で横隔膜ヘルニアを発症した場合は、他の部分にも外傷を負っている場合がほとんどです。

どこかに怪我をしていたり、いつもと様子が少しでも違うときは速やかに獣医師の診察を受けましょう。

また、室内飼いを徹底して、原因となる交通事故を防ぐことも予防の一つになります。

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記事監修:ペットメディカルサポート株式会社

動物病院での実務経験をもつベテラン獣医師および動物看護師が多数在籍するペット保険の少額短期保険会社。スタッフ全員が動物好きなのはもちろんのこと、犬や猫といったペットを飼っている者も多いので、飼い主様と同じ目線に立ったサポートに取り組んでいます。