犬はごぼうを食べても大丈夫?与える時の注意点とは?

最終更新日:2024年07月09日

本コンテンツは獣医師2名による確認を行い、制作をしております。

犬はごぼうを食べてもいいの?

食物繊維を取るための野菜といえばごぼうが思い浮かぶように、繊維質が豊富で固いごぼうですが、犬に与えても大丈夫であり健康効果が期待できる食べ物の1つです。

ここでは、ごぼうに含まれている栄養素や犬へ与える際の注意点などについて解説していきたいと思います。ぜひ、参考にしてくださいね。

ごぼうに含まれている栄養素とは?

ごぼうに含まれている栄養素として、主に以下の3点があります。

  • 食物繊維:水溶性と不溶性の両方を含んでおり、腸内の発がん性物質を吸着する効果や腸内環境を改善する効果などがあります。
  • ミネラル:三大栄養素をサポートするカリウムやカルシウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。
  • アミノ酸:豊富に含まれており、免疫力の向上や成長ホルモンの分泌を促す効果などが期待できます。

犬の保険について

犬へごぼうを与える際の注意点とは

ここからは、実際に犬へごぼうを与える際に気をつけたいポイントを詳しくご紹介していきます。

下処理をしてからあげる

私たち人間が生のままのごぼうを食べないように、愛犬に与える際にも茹でるか蒸すなど必ず加熱してから与える必要があります。

生のままのごぼうを食べてしまうと消化不良となり下痢などを引き起こしてしまう可能性もあるため、注意するようにしましょう。

また、ごぼうは皮の部分にも栄養が豊富に含まれていますが、土などで汚れていることが多いため、よく洗うか皮をむく必要もあります。

細かくしてから与える

ごぼうは食物繊維が豊富に含まれている分とても固いため、犬が食べやすくかつ消化しやすいようにするためにも包丁で細かく刻んでから与えるようにしましょう。

なお、そのまま犬が飲み込んでしまうと喉に詰まってしまう場合もあるため、調理する前のごぼうは愛犬の手が届かない場所に保管することも必要です。

適量を確認してから与える

犬に与えるごぼうの適量は個体差によって異なってきますが、基本的にはごく少量をドッグフードなどにトッピングする程度にとどめておくほうが安心です。

なぜなら食物繊維やミネラルが豊富なごぼうを大量に摂取すると、消化不良やミネラルのバランスの乱れを引き起こす危険性があるからです。

ごぼうを愛犬に多く与えたい飼い主さんは、専門家が監修しているレシピに沿って調理するようにしましょう。

アレルギーがないか確認して与える

ごぼうはキク科の植物であり、犬によっては下痢や嘔吐、皮膚のかゆみなどのアレルギー症状を引き起こしてしまうことも考えられるため、初めて与える時にはごく少量ずつ食べさせるようにしましょう。

また、可能ならばかかりつけの動物病院が診療を行っており、かつ飼い主さんが猫犬の様子をしばらく観察することができる時間帯に与えることをおすすめします。

犬種別の保険料

  • 純血犬は、犬種により「小型犬」「中型犬」「大型犬」の3つに分類され、それぞれ保険料が異なります。犬種の区分については、「犬種分類表」をご確認ください。
  • ミックス犬の保険料は、年齢と体重により「小型犬」「中型犬」「大型犬」の3つに分類します。詳しくは、「犬種分類表」の「ミックス犬」の欄をご確認ください。
  • 猫の場合は、品種によらず純血猫もミックス猫もすべて同じ保険料です。
ア行~カ行犬の品種分類表
ア行
カ行
サ行~ナ行
サ行
タ行
ナ行
ハ行~ワ行・その他
ハ行
マ行
ヤ行
ラ行
ワ行
ミックス犬(※1)
  • 8か月未満:6kg未満
  • 8か月以上:8kg未満
  • 8か月未満:6kg以上~20kg未満
  • 8か月以上:8kg以上~25kg未満
  • 8か月未満:20kg以上
  • 8か月以上:25kg以上

※ 「犬種分類表」に記載のない犬種の分類につきましては別途お問い合わせ下さい。