炎症性腸疾患

犬の炎症性腸疾患とは、胃、小腸および大腸の粘膜において原因不明の慢性炎症をおこし、慢性の消化器症状を呈する疾患です。

犬の炎症性腸疾患にかかりやすい犬種

犬の炎症性腸疾患の原因

炎症性腸疾患を発症してしまう原因は現在でもはっきりとは特定されていませんが、遺伝的な要素に加え、食事、腸内細菌、免疫系の異常などが考えられています。

犬の炎症性腸疾患の症状

炎症性腸疾患である場合、嘔吐や下痢、食欲不振、体重の減少などが挙げられます。

こうした症状が慢性的に続く場合、炎症性腸疾患である可能性があります。

犬の炎症性腸疾患は、特に2~6歳に比較的多いと言われていますが、年齢や雌雄に関わらず発病します。

炎症性腸疾患の予防と対策

炎症性腸疾患は原因がはっきりと判明してはいないため、予防対策を採ることが難しい病気です。

炎症性腸疾患の原因が、特定の食べ物によるアレルギーの場合、食事内容を管理することが重要になってきます。

人間同様に、アレルギーの原因となる食材には様々なものがあります。

アレルギー用のフードや、消化器疾患の犬用の療法食など、動物病院で獣医師と相談しながら与えるようにしましょう。

犬の炎症性腸疾患は、特に子犬や高齢犬がかかった場合、下痢や嘔吐が続くと体力の低下や、脱水症状を起こしてしまう危険性があります。

こうした状況を防ぐために、こまめな水分補給や食事を取りやすいよう量を減らし回数を増やす、食べやすいように加工してあげるなど、愛犬が水分と栄養を少しでも取れるよう工夫してあげるとよいでしょう。

炎症性腸疾患は一度発症してしまうと完治が難しいといわれていますが、早期発見によって適切な治療を受けさせることで、症状の悪化を防ぐことができる病気です。

普段から愛犬の様子をよく観察してあげて、少しでもおかしいと感じたら早めに動物病院で診察を受けるようにしましょう。