犬の水頭症の症状と原因、治療法について

最終更新日:2024年07月09日

本コンテンツは獣医師2名による確認を行い、制作をしております。

犬の水頭症ってどんな病気?

犬の水頭症とは小型犬に多く見られる脳の病気です。

頭蓋骨の中には脳室には、脳脊髄液(透明な水のような液体)で満たされた空間があります。

何らかの原因により脳脊髄液が増えることで脳室が大きくなり脳が圧迫されることによって起こる病気になります。

犬の水頭症の症状と原因、治療法について

犬の水頭症の症状

犬の水頭症の症状はまず外見からも判断ができます。ドーム上に膨らんだ頭部、外腹側斜視(目が外の下方向を向いている状態)などが特徴的な見た目となります。

また、増加した脳脊髄液がどこを圧迫しているかにより症状が変わってきます。

大脳皮質が圧迫されると、犬がボーっとしている、痴呆症状、感覚が鈍くなる、体が麻痺、動作の緩慢になるなど周囲の出来事に興味を示さなくなります。

大脳辺縁系の障害では、犬に性行動に変化がみられたり、異常に攻撃的になったりします。

間脳の視床下部ではホルモンの分泌と関係が発生し、過食や食欲がなくなるなどの変化がみられます。

どうして症状が出るの? 原因は?

水頭症の原因としては、先天性のものと後天性のものがあります。

水頭症を発症する割合として多いのは先天性によるもので、犬種(特に小型犬)による遺伝的なものが主になります。

後天性のものは、犬の脳腫瘍や事故などによる脳内出血、髄膜炎などの理由により、脳脊髄液の循環経路がふさがれたり、あるいは脳内に一定循環しているはずの脳脊髄液の異常分泌が起こってしまうことにより、水頭症を発症します。

どんな犬が水頭症にかかりやすいの?

小型犬に多く見られる

犬の水頭症の症状と原因、治療法について

犬の保険について

犬の水頭症の症状とチェック項目

体の麻痺や性格の変化などの普段と異なる行動や、頭部がドーム状に膨れており目が外に出てくるなどの見た目の特徴から、発見することが可能です。

行動や見た目から水頭症が疑われた場合、精密検査を行なう必要があるため、早めに動物病院へ連れて行ってください。

どうやって予防したらいいの?

先天性のものが多いため予防は困難ですが、早期発見で症状緩和・延命は可能です。

いつまでも愛犬と一緒にすごせるように多くのコミュニケーションをとり、早期発見に努めましょう。

犬の水頭症の症状と原因、治療法について

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犬種別の保険料

  • 純血犬は、犬種により「小型犬」「中型犬」「大型犬」の3つに分類され、それぞれ保険料が異なります。犬種の区分については、「犬種分類表」をご確認ください。
  • ミックス犬の保険料は、年齢と体重により「小型犬」「中型犬」「大型犬」の3つに分類します。詳しくは、「犬種分類表」の「ミックス犬」の欄をご確認ください。
  • 猫の場合は、品種によらず純血猫もミックス猫もすべて同じ保険料です。
ア行~カ行犬の品種分類表
ア行
カ行
サ行~ナ行
サ行
タ行
ナ行
ハ行~ワ行・その他
ハ行
マ行
ヤ行
ラ行
ワ行
ミックス犬(※1)
  • 8か月未満:6kg未満
  • 8か月以上:8kg未満
  • 8か月未満:6kg以上~20kg未満
  • 8か月以上:8kg以上~25kg未満
  • 8か月未満:20kg以上
  • 8か月以上:25kg以上

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記事監修:ペットメディカルサポート株式会社

動物病院での実務経験をもつベテラン獣医師および動物看護師が多数在籍するペット保険の少額短期保険会社。スタッフ全員が動物好きなのはもちろんのこと、犬や猫といったペットを飼っている者も多いので、飼い主様と同じ目線に立ったサポートに取り組んでいます。