犬の軟口蓋過長症の症状と原因、治療法について

最終更新日:2024年07月26日

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犬の軟口蓋過長症の症状と原因、治療法について

犬の軟口蓋過長症ってどんな病気?症状は?

軟口蓋過長症とは、犬の軟口蓋(喉の手前上あたりの柔らかい部分)が通常より長くなることで呼吸器を圧迫、狭くしてしまい呼吸を妨げてしまう病気のことです。

犬の軟口蓋過長症の症状

軟口蓋過長症の主な症状として呼吸器系の病気に共通する荒い「ゼーゼー」といった呼吸苦やいびきが見られ、悪化すると呼吸困難に陥ってしまう場合があります。

また、この病気の多くは短頭種に見られます。

どうして症状が出るの? 原因は?

軟口蓋過長症は短頭種がなりやすい、いわゆる短頭主症候群のひとつで、シー・ズーやパグなどなりやすい犬種が存在します。

原因としては先天性のものがほとんどなので、短頭種を飼育してる方は注意が必要です。

どんな犬が軟口蓋過長症にかかりやすいの?

加齢によって症状が現れることが多い

短頭種(顔と鼻があまり離れていない犬種)がなりやすい

犬の保険について

犬の軟口蓋過長症の症状とチェック項目

ゼーゼーといった呼吸音やいびきなどで発見されることが多く、進行してしまうとワンちゃんもそれだけ苦しんでしまうので、少しでも様子がおかしいようであればお近くの動物病院で相談されることをお勧めします。

どうやって予防したらいいの?

もともと軟口蓋過長症の多くは短頭種かつ先天性のものなので、明確な予防法はありませんが、気管虚脱と同様に肥満防止が予防につながりますので、しっかりとした健康管理を心がけてください。

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犬種別の保険料

  • 純血犬は、犬種により「小型犬」「中型犬」「大型犬」の3つに分類され、それぞれ保険料が異なります。犬種の区分については、「犬種分類表」をご確認ください。
  • ミックス犬の保険料は、年齢と体重により「小型犬」「中型犬」「大型犬」の3つに分類します。詳しくは、「犬種分類表」の「ミックス犬」の欄をご確認ください。
  • 猫の場合は、品種によらず純血猫もミックス猫もすべて同じ保険料です。
ア行~カ行犬の品種分類表
ア行
カ行
サ行~ナ行
サ行
タ行
ナ行
ハ行~ワ行・その他
ハ行
マ行
ヤ行
ラ行
ワ行
ミックス犬(※1)
  • 8か月未満:6kg未満
  • 8か月以上:8kg未満
  • 8か月未満:6kg以上~20kg未満
  • 8か月以上:8kg以上~25kg未満
  • 8か月未満:20kg以上
  • 8か月以上:25kg以上

※ 「犬種分類表」に記載のない犬種の分類につきましては別途お問い合わせ下さい。

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記事監修:ペットメディカルサポート株式会社

動物病院での実務経験をもつベテラン獣医師および動物看護師が多数在籍するペット保険の少額短期保険会社。スタッフ全員が動物好きなのはもちろんのこと、犬や猫といったペットを飼っている者も多いので、飼い主様と同じ目線に立ったサポートに取り組んでいます。