犬の膵炎の症状と原因、治療法について

最終更新日:2024年07月09日

本コンテンツは獣医師2名による確認を行い、制作をしております。

犬の膵炎の症状と原因、治療法について

犬の膵炎ってどんな病気?

犬の膵炎は、膵臓が何らかの要因で炎症を起こしている状態で、急性と慢性があります。

どうして症状が出るの? 原因は?

犬の膵炎の原因としては、高脂肪食の摂取、肥満、高血圧、細菌感染、膵臓の損傷、遺伝などがあります。

どんな犬が膵炎にかかりやすいの?

犬の保険について

犬の膵炎の症状とチェック項目

犬の膵炎の症状

発症する年齢としては中年齢ころより多く見られます。

症状は、急性・慢性によって異なり、急性膵炎では、犬に発熱や嘔吐、下痢、食欲不振、脱水などが見られ、重症の場合には上記が元でショック症状や呼吸困難などが見られ、最悪死に至る場合もあります。

慢性膵炎の場合は上記の症状が断続的に認められます。

また、この病気が原因で犬が糖尿病を併発することもありますので注意が必要な病気です。

犬に発熱や嘔吐、下痢などが見られた際には、膵炎に限らず何かしらの病気の可能性が高いため、すぐにお近くの動物病院へ連れて行きましょう。

どうやって予防したらいいの?

肥満傾向の犬に発症が多いため、バランスの取れた食事と適度な運動が予防につながります。

これまでに紹介した病気でも、肥満が原因になることが多いため、愛犬をかわいがることは大切ですが、健康のひとつと思い、過剰なおやつは控えてください。

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犬の保険について

犬種別の保険料

  • 純血犬は、犬種により「小型犬」「中型犬」「大型犬」の3つに分類され、それぞれ保険料が異なります。犬種の区分については、「犬種分類表」をご確認ください。
  • ミックス犬の保険料は、年齢と体重により「小型犬」「中型犬」「大型犬」の3つに分類します。詳しくは、「犬種分類表」の「ミックス犬」の欄をご確認ください。
  • 猫の場合は、品種によらず純血猫もミックス猫もすべて同じ保険料です。
ア行~カ行犬の品種分類表
ア行
カ行
サ行~ナ行
サ行
タ行
ナ行
ハ行~ワ行・その他
ハ行
マ行
ヤ行
ラ行
ワ行
ミックス犬(※1)
  • 8か月未満:6kg未満
  • 8か月以上:8kg未満
  • 8か月未満:6kg以上~20kg未満
  • 8か月以上:8kg以上~25kg未満
  • 8か月未満:20kg以上
  • 8か月以上:25kg以上

※ 「犬種分類表」に記載のない犬種の分類につきましては別途お問い合わせ下さい。

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記事監修:ペットメディカルサポート株式会社

動物病院での実務経験をもつベテラン獣医師および動物看護師が多数在籍するペット保険の少額短期保険会社。スタッフ全員が動物好きなのはもちろんのこと、犬や猫といったペットを飼っている者も多いので、飼い主様と同じ目線に立ったサポートに取り組んでいます。