犬の角膜炎の症状と原因、治療法について

最終更新日:2024年07月18日

本コンテンツは獣医師2名による確認を行い、制作をしております。

犬の角膜炎の症状と原因、治療法について

犬の角膜炎ってどんな病気?

角膜とは黒目の部分を覆う透明な膜を指します。

犬が角膜炎になると、角膜に炎症が起こってしまうため、目やにや涙、眼をしょぼしょぼする、眼をこする、光をまぶしがるなどの症状が見られます。

症状が進行してしまうと、犬の目に角膜潰瘍やまぶたの痙攣、腫瘍を生じてしまうこともあります。

角膜潰瘍のより詳しい原因、症状、予防については獣医師監修の「犬の角膜潰瘍」を併せてご覧ください。

どうして症状が出るの? 原因は?

角膜炎の原因は、大きく外傷性と非外傷性の2つに分けられます。

外傷性の原因としては、犬の目に砂ぼこりやシャンプー、まつ毛などの異物が眼に入ってしまうことや、かゆみや違和感から犬自身が眼をかいてしまうことなどが挙げられます。

また、感染症やアレルギー性疾患、白内障緑内障などの角膜疾患以外の眼の病気が要因となって非外傷性の角膜炎が発症することがあります。

どんな犬が角膜炎にかかりやすいの?

大型犬、中型犬、小型犬 全般に発症しますが、特に目が大きく鼻が短い犬種で発症しやすい病気です。

犬の保険について

犬の角膜炎の症状とチェック項目

犬に目やにや涙、眼を気にするようなしぐさなどが認められた場合、眼にトラブルが生じている可能性があります。

定期的に犬の眼に充血やにごりがないかチェックし、もし上記の症状が見られた場合は動物病院の診察を受けることをおすすめいたします。

どうやって予防したらいいの?

眼周りの毛が原因になることもあるため、犬の目に毛が入りそうであればトリミング・カットをしてあげましょう。

また、物理的な刺激を減らすため、皮膚のかゆみがある犬にはエリザベスカラーを装着する、眼の表面の保護のために点眼薬を定期的に点眼することも、予防につながります。

犬の目の様子に不安があれば、動物病院で相談することをお勧めします。

そのほか犬の目に関する病気については、「犬の疾患 目の病気」をご確認ください。

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犬の目の病気

犬の保険について

犬種別の保険料

  • 純血犬は、犬種により「小型犬」「中型犬」「大型犬」の3つに分類され、それぞれ保険料が異なります。犬種の区分については、「犬種分類表」をご確認ください。
  • ミックス犬の保険料は、年齢と体重により「小型犬」「中型犬」「大型犬」の3つに分類します。詳しくは、「犬種分類表」の「ミックス犬」の欄をご確認ください。
  • 猫の場合は、品種によらず純血猫もミックス猫もすべて同じ保険料です。
ア行~カ行犬の品種分類表
ア行
カ行
サ行~ナ行
サ行
タ行
ナ行
ハ行~ワ行・その他
ハ行
マ行
ヤ行
ラ行
ワ行
ミックス犬(※1)
  • 8か月未満:6kg未満
  • 8か月以上:8kg未満
  • 8か月未満:6kg以上~20kg未満
  • 8か月以上:8kg以上~25kg未満
  • 8か月未満:20kg以上
  • 8か月以上:25kg以上

※ 「犬種分類表」に記載のない犬種の分類につきましては別途お問い合わせ下さい。

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記事監修:ペットメディカルサポート株式会社

動物病院での実務経験をもつベテラン獣医師および動物看護師が多数在籍するペット保険の少額短期保険会社。スタッフ全員が動物好きなのはもちろんのこと、犬や猫といったペットを飼っている者も多いので、飼い主様と同じ目線に立ったサポートに取り組んでいます。